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肩書きを変えたら気持ちが楽に

肩書きなんてどうでもいいようなものですけど、何かを書くときやイベントを
するときなどにどうしても必要なので、何かしら考えざるを得ないことが、
ここ数年ありました。
学校で働いていたときは、特にしっかり考えずに書けていたので、よかったの
ですけどね。

書くという作業関連なので、ライター、フリーライター、作家。
特に旅に関する内容が多いので、紀行作家。
あるいは、作家専業ではないから、フリーランス。
などなど。

何か表示しなきゃいけませんから、まあ執筆関連らしきものを適当に挙げて
おけばいいか、と思いながらも、しっくりこないものがありました。
なぜか、というと、ひとつは、書くことによってそれ相応の報酬がほとんど
ない、というのがあります。
日韓両方で本を1冊ずつ出版しましたが、どちらも印税をもらったことは
ありません。
それどころか、日本では自分で費用をある程度負担しています。
それが出版の条件。
本屋に流通しましたので、自費出版ではないけれど、実質自費出版のような
ものです。
もうとても費用は出せないので、韓国ではそれはできないと念を押し、幸い
そういった負担はせずにすみました。
が、出版による収入はないです。
(それだけに、本関連のイベントでいただく参加料は、有難いです)。

今の世の中、紙の媒体は売れませんので、私だけじゃない。
同じような思いを、もしかしたら私よりもっと悪い条件でしている人は、
きっと少なくないと思います。
もちろん、もうけ第一で取り組んでいるのではないです。
紙は売れない、とわかった上で、それでも伝えたいことがあるからするん
です。
が、よほど金持ちでなければ、普通の人にはこのような条件で出版し続け
るのは、無理です。

それでも何か希望があれば、と思い、続けてきました。
韓国で、日本紹介の続きも、がんばればできないこともない。
でも、ここ数カ月、いろいろ考えて、その考えは放棄することにしました。
もし出せたとしても、また資料代、交通費その他、執筆にかかる費用は
全て自腹で、出版しても本による収入は見込めない。
赤字で終わりです。
書くこと自体も楽な作業ではないし、取材その他にかかる時間や費用も
ばかになりませんから、この先仕事として成り立たないしんどいことと
わかっていて継続するのは、もう難しいです。

それと関連しますが、紙でなくネットではどうかというと、ネットで日本紹介の
連載をしないかという話は、もちかけられました。
が、ただで。
しかも、やりたいなら紹介してやる、という感じのメッセージ。
断りました。
ただであんな大変なこと、とてもできないです。

また、もうやめようと強く思ったのには、昨年本を出してから、関係者(ネット
での連載を紹介してやると言ったのと同一人物)から言われた一言が
あります。
お金は御主人が稼げばいいでしょう?
つまり、あなたは何に取り組んでも、御主人が稼いでいるから、取り組みに
よっての報酬は受け取る必要がない、ということです。

言った方には全く悪気はなさそうでした。
友人何人かにこの話をしたところ、それは褒め言葉じゃないの?と言う
人も。
たしかに、そういう見方もあります。
が、私はこういうことを言われるのは、ちっともうれしくないし、怒りしか
ありません。
夫の仕事は別にして、私が取り組んだことは、それだけを直で見て、技術や
能力を評価してほしい。
でも、それはムリだなあ~と悟りました。
ダンナが稼いで奥さんは社会奉仕、というのをよしとする考えの人に、こっち
の考えはとても伝わらないし、伝えようとしてもムダです。

自分の専門を離れ、置かれた環境の中で、自分が出せる最大限の力を
出してがんばってきて、がっかりですが、ここから痛い教訓を得ました。
上述したような価値観の違い、これを、仕事関連で人とつき合うとき、相手
の価値観を早く見抜き、違いすぎる人とは仕事しない。
そうやって自分を守るしかない、と痛感しています。

また、取り組む対象を、家族の転勤の関係で、ここ数年韓国が主でしたが、
中国語圏に戻すことに決めました。
韓国が嫌になったのでは全くないです。
が、家族が仕事で対象にするのと同じ文化圏を、自分の取り組みの主たる
対象にすると、どうしても御主人が書いたんだろうとか手伝ったんだろうとか、
言われもないことを言われ続けてしまう。
気にしなきゃいいのですけど、いつまでもそういう扱いを受けることに、もう
疲れてしまいました。
それと、家族で同じ分野に取り組むのもいいですけど、私の場合は、少し
違う分野をお互いしているほうが、家庭内も平和かも、と思っています。

最近、FBのプロフィールには語学教師と書きました。
もう学校では働いていないですし、個人で細々と教えているだけですが、
授業はしているので。
もともとずっと語学を教えていましたし、もう韓国語で日本紹介の文を書か
ない、と決めたら中、英などの語学学習に注ぐエネルギーと時間ができ、
気が楽になりました。
別に、SNSに肩書きなんて書かなくてもいいのですけどね。
でも、何をしている人が全くわからないよりは、ある程度わかったほうが
いいかなというのもあって、便宜上記入しています。

今、以前だったら考えられないような、不思議というかユニークな肩書きも
いろいろあります。
まあ、何でもいいんですよね。
こうして肩書きについて考えなおしたのも、自分の年齢的なこともあります。
半世紀以上生きてきて、残りをどう生きるか……
またそのへんについても、書きたいです(^^)

*ブログのプロフィール写真を久々に変えようと思ったのですが、うまく
アップできず、空欄になってしまいました。
しばらくこのままにしておきます。
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プロフィール

はこ

Author:はこ
2011年3月~2014年3月の3年間韓国で生活。韓国滞在中の2013年2月に「もっともっと韓国」開始、完全帰国後も大阪からしばらくの間韓国情報を中心に発信してきました。が、帰国後日本、中国語文化圏の情報が増えたこともあり、タイトルを「もっともっとアジア」にしました。より多様な内容で進めていきますので、今後ともよろしくお願いします!
拙著『不思議がいっぱい韓国』もよろしくお願いします!

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