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全羅南道の旅11 長興で伝統茶 青苔銭を

全羅南道の旅、3日目。
すでにブログにアップしましたが、昼食は長興(チャンフン)で美味しい韓牛を
食べました。
そして、食後のお茶は、同じく長興の茶園で、伝統茶!

韓国の茶どころといえば、まっ先に思い浮かぶのは、全羅南道の宝城
(ポソン)です。
韓国ドラマ四季シリーズの夏編『夏の香り』でも、宝城の美しい茶畑が
ロケ地になりました。
ドラマを見て以来、ずっと行ってみたくて、5年前の8月、韓国に住んでいた
とき、バスを乗り継いで行きました。
その様子は、このブログでも紹介しています。

今回の旅も、宝城訪問は日程表に入っていて、久しぶりに訪れるのを
楽しみにしていました。
そしたら、宝城に行く前に、長興の茶園へ。
実は渡航前まで、長興という地名も知らなかった私。
場所も、地図で見て、宝城の西側にあるということも初めて知りました。
茶どころということも、もちろん知りませんでした。

今回訪れた長興茶芸園でもらったパンフをもとに、長興の茶文化について
紹介します。

長興は、先史時代から文物が発達し、海上航路を通じ、日本や中国とも
交流が盛んでした。
長興一帯は、茶の生育に適し、良質の茶が生産されました。
朝鮮時代初期の『世宗実録地理志』には、全国19カ所の茶どころの中で、
13カ所が長興にあったという記録があります。
また、他の資料にも、茶の主産地は全羅南道であり、中でも長興の茶の
質が最高だ、と書かれています。


長興茶芸園では、野生の茶葉を一枚一枚丁寧に摘み取り、緑茶、青苔銭
(チョンテジョン)などをつくっています。
青苔銭というのは、こんな感じです↓

2018年7月3日 長興茶芸園 青苔銭

「銭」は、コインのような形をしていることから。
また、製茶過程において、青く苔むしたように変わることから、
青苔銭と呼ばれるそうです。

入れたらこんな感じです↓

2018年7月3日 長興茶芸園 青苔銭茶を入れた様子

青苔銭は、古い歴史を持つ韓国の伝統茶です。
パンフによると、
昔々、道義禅師が37年間唐で学び、帰国時に持って帰った茶の種子を
帰国後滞在した宝林寺に植え、銭形の固形茶を作る方法を伝えた、
という記録があるそうです。

私はこのお茶を飲んでみて、最初「これ、中国の普洱茶?」と思いました。
昔中国から伝わったお茶と知って、納得。
今回の旅で、全羅南道が中国ととても近く、昔から大きな影響を受けて
いて、今も形はある程度変わったにしろ、いろいろその痕跡が残っている
んだなあと感じたのですが、このお茶の味からもそれを思いました。
地図で見たら、当たり前のことなんですけどね~
でもこういうことって、実際に足を運んでみないと、気づかないままになって
しまいがちですね。
そういう意味でも、足を運ぶのは大事ですね。
中国高級茶芸師の資格を持つ友人(日本人)と、ぜひ一緒に行きたいです。

長興茶芸園では、茶道体験、茶摘み&製茶体験、ヨモギ、タンポポなどで
薬茶づくり体験……などの様々な体験ができるそうですよ。
個人旅行ではちょっと行きにくい場所ですが、またぜひ訪れたいです!(^^)!

2018年7月3日 長興茶芸園 愛らしい茶器


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プロフィール

はこ

Author:はこ
2011年3月~2014年3月の3年間韓国で生活。韓国滞在中の2013年2月に「もっともっと韓国」開始、完全帰国後も大阪からしばらくの間韓国情報を中心に発信してきました。が、帰国後日本、中国語文化圏の情報が増えたこともあり、タイトルを「もっともっとアジア」にしました。より多様な内容で進めていきますので、今後ともよろしくお願いします!
拙著『不思議がいっぱい韓国』もよろしくお願いします!

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