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全羅南道の旅4(後編) ナクチとムノ

帰国してからもよく頭に浮かぶ、前回紹介したナクチ(낙지)。
このナクチ、10数年前韓国に行き始めたとき、これって日本語でいうタコ
みたいだけど、ちょっと違うし、何だろう?と不思議に思っていました。
家族がいうには、日本人が思い浮かべるタコは、ナクチじゃなくて、ムノ
(문어)だ、と。

韓国語になじむようになってからは、日本語を介さず、ナクチはナクチ、
ムノはムノ、と認識していました。
が、今回ブログで紹介するにあたり、日本語でなんというか調べてみた
ところ、前回書いたように、ナクチは手長ダコなんですね。
日本ではちょっとなじみがないですが……
『からだにおいしい魚の便利帳』のタコのページを見たら、手長ダコが紹介
されていて、
「韓流ブームで一躍有名に」
という見出しがついていました。
なるほど!

ナクチとムノの違い、韓国ではどんなふうに書かれているんだろう、とちょっと
検索してみたところ、面白い話が載っていました。
ナクチはムノより小さいので、ムノの子どもだ、と思っている子どもがいると。
そうですよね、子どもはそう思うかも((^∀^*))
さらに小さいタコ・주꾸미(チュクミ)は、ムノの赤ちゃん!?

以下、韓国の本『飲食江山』『海産物手帳』などを参考に、ムノについて―
ムノは、東海岸側の名物。
漢字で書くと、「文魚」。
両班(ヤンバン)にも好まれてきて、祖先を祭る祭祀(チェサ)にも使われ
ます。
ムノが獲れる海岸側はもちろんですが、海沿いでない慶尚北道の安東
(アンドン)、榮州(ヨンジュ)など、両班文化が栄えた内陸の町で特に好まれ
消費されるそうです。

ムノは、軟体動物の中で、脳の構造が最も複雑で、頭がいいのだそう。
といっても、ムノ(文魚)の語源は、文化や文学に由来するものではない
そうです。
長くなるので簡単にしますが、大きい頭を意味する言葉から来ているよう
ですよ。
それにしても、文という字が使われるなんて、なかなか優雅?なんですね。
その姿とちょっと結びつかないです(^_^;)

ところで、ムノにせよナクチにせよ、日本も韓国もタコをよく食べる文化なので、
ありがたいですね。
韓国の本でも触れていたのですが、『からだにおいしい魚の便利帳』にも、
タコを食べる国は少ない、と。
악마의 고기(devil fish)\(◎o◎)/!
まあ、形状からして、そう見えるかもしれませんけど、
おいしいのに、もったいない!

私は、魚とコチュジャンの組み合わせは特別好きじゃなく、特にお刺身は
醤油とわさびがいいです。
が、タコは、コチュジャン(チョ(醋)コチュジャン)との
組み合わせが好きです。
書いているうちに、ナクチもムノも、食べたくなってきました!(^^)!

写真は、前回紹介したお店・トクチョンナクチマダンにて。

2018年7月2日 トクチョンナクチマダン 水槽のナクチ
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プロフィール

はこ

Author:はこ
2011年3月~2014年3月の3年間韓国で生活。韓国滞在中の2013年2月に「もっともっと韓国」開始、完全帰国後も大阪からしばらくの間韓国情報を中心に発信してきました。が、帰国後日本、中国語文化圏の情報が増えたこともあり、タイトルを「もっともっとアジア」にしました。より多様な内容で進めていきますので、今後ともよろしくお願いします!
拙著『不思議がいっぱい韓国』もよろしくお願いします!

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