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全羅南道の旅4(前編) タコがまるまる~カルラクタン(갈낙탕)

全羅南道の旅、2日目の昼食は、タコがまるまる入ったカルラクタン(갈낙탕)!

2018年7月2日 カルラクタン

「カル」はカルビ(갈비)のカル、「ラク」はナクチ(낙지 手長ダコ)の「ナク」。
(発音が「ナ」から「ラ」に変わるのは、「ナク」の前にあるパッチム「ㄹ」の影響
です)。

渡航前、日程表に書かれていたメニューを見、これ何だろう?と思いました。
タコ通りにある店……ということで、どうもナクチが入っているよう。
ナクチなら、ナクチポックム(ナクチの炒め物)を何度か食べているのでなじみ
はあるけど、カルラクタンは、初耳……
一体どんな料理なんだろう?
と、ワクワクドキドキ、期待して行きました。

店は、全羅南道の霊岩(ヨンアム)、犢川(トクチョン)というところにあります。
まさにタコ通り、ナクチ料理の店がずらっと並んでいました。
私たちが入ったのは、독천낙지마당(トクチョンナクチマダン)という店です。

2018年7月2日 カルラクタンの店

韓国を訪れる度に思うのは、食堂の看板に、食べられちゃう生き物が
ニコッと笑っている絵が多いなあ~ということ。
店の看板に、ニワトリがニコニコ出前を頼む電話をかけている姿が描かれて
いるとか(゚∀゚)

それはさておき、気になるのは「カル」の部分。
渡航前は、カルビが入っているとは、ちょっと想像できませんでした。
日本では、こういう組み合わせって、ちょっと思いつきません。
が、現地に行ってみてから、もしや……と思ったら、やはり牛肉が入って
いました。
最初に載せた写真にも、お肉が写っています。

後でふと思い出したのが、以前ソウルで食べた、カルビとアワビの入った
スープ。
韓国では、こうして肉と海産物を組み合わせて、ひとつの料理にするんです
ね。
これはとても興味深いなあと思います。

そして、これも韓国らしいなあ、と思ったのが、
ナクチをハサミでチョキチョキ切って食べること。

2018年7月2日 カルラクタンのパンチャン、ハサミ

↑カルラクタンが来る前の写真。
冷麺なんかでもよく見る光景ですが、こうしてハサミが用意されています。
実は私は、ハサミで切るのが苦手。
麺類はまだいいんですが、肉や魚は、おっかなびっくり。
特に、今回のようにタコまるまるだと、切りにくいです。
お店の人に、下手ねえ~という感じで見られてしまいました(^_^;)

さてこのナクチ、どんなものなんだろう、と、以前韓国で買った『海産物手帳』
で調べてみました。
栄養価については、下のように書かれていました。

タンパク質はもちろん、リン、鉄分、カルシウムなどの無機質が豊富なナクチ
は、暑い夏を元気に乗り切るために最適である。
特にナクチには、高麗人参1本に匹敵する量のタウリンが含まれており、
視力回復や疲労回復に効果がある。
また、低脂肪で、不飽和脂肪酸も多く、栄養的にも優れている。


ナクチを食べれば、夏バテしらずということでしょうか。
韓国に住んでいたときは、よく知らずに食べていました(^_^;)
もっと食べておけばよかった!

カルラクタン、とっても美味しかったですよ!
ナクチとカルビの味がよく調和して。
これにかぎらず、今回全羅南道で食べたものは、いずれも味が濃くなく、
お肉や海産物が本来持っている味がうまくいかされていました。
調味料をやたらに使うのって、本来の食材の持つ味があまりよくない場合
ですものね。
全羅道の食が美味しい理由を、実感しました。

ところで最初に書いたように、ナクチは、日本語では手長ダコ。
日本でいうタコは、韓国語でいうと、「문어」(ムノ)ですね。
せっかくタコの話が出てきたので、タコについてもう少し続けます!(^^)!


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プロフィール

はこ

Author:はこ
2011年3月~2014年3月の3年間韓国で生活。韓国滞在中の2013年2月に「もっともっと韓国」開始、完全帰国後も大阪からしばらくの間韓国情報を中心に発信してきました。が、帰国後日本、中国語文化圏の情報が増えたこともあり、タイトルを「もっともっとアジア」にしました。より多様な内容で進めていきますので、今後ともよろしくお願いします!
拙著『不思議がいっぱい韓国』もよろしくお願いします!

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