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翻訳の重要性

たまに、海外の本などを原文で読むことの楽しさや、重要性などについて
書いています。
が、世界のありとあらゆる言語を、原文で読むなんて到底無理。
世界には、何か国語にも通じる人はいますが、そのうちのいくつかは、
主に話し言葉だけかもしれませんし、わかる言語のすべてを原文で
スラスラ読むなんて、難しいですよね。

翻訳ものといえば、子どものころから親しんでいる絵本や、子ども向けの
世界文学全集があります。
上手く訳されているので、子どものころは、それが翻訳ものだとは意識
せず、読んできました。
大人になってからは、いかにも翻訳という本にも何度か接し、また、
原文で読む楽しさを知ったこともあり、翻訳ものを心理的にちょっと遠ざけて
しまう部分も、ありました。
でも最近、翻訳ものはやっぱり必要だな、と感じています。

韓国で新聞や本という形を通し、関西の見どころを紹介するにあたり、
日本の資料をいろいろ調べました。
その中で痛切に感じたのは、日本史をもっと勉強しなければ、ということ
です。
特に、私があまり強くない戦国時代あたりですね。
ここをもっと知らなければ、と痛感しました。

このあたりは、ファンも多いでしょうし、戦国武将についてとても詳しい人も
いると思います。
ところが私は、このあたりがなかなかつかめない。
知ろうとしていろんな本を読んでもみるのですが、作者によって見方が
違うので、頭の中の整理ができず、何が何だかわかんなくなっちゃうん
ですよね。
似たような名前、複雑な人間関係……
ゆかりの地を訪ねても、しばらく経つと、人物名がごっちゃになってしまって。

そんな中、滋賀の百済寺を訪れたとき、境内の案内に書かれていた、
宣教師ルイス・フロイスに関する記述が印象に残り、完訳フロイス日本史
(1~12)を、買い求めました。
キリシタン大名はもちろんですが、信長や秀吉についての記述が多く、
とても興味深いです。
……といっても、まだ読んだのは一部ですが。

これは、昔のポルトガル語にラテン語が混じった文を、翻訳者が訳したのだ
そうです。
いくら原文を読むのが重要だとはいえ、とてもとても読めません。
読める人は、ごく一部の人でしょう。
しかも、資料の入手、解読……大変な苦労があったと思います。
日本語で読めるのは、翻訳されているからこそ。
ありがたいですねえ。

最初から読むのはちょっと難しいかなあと思ったので、翻訳者が書いた
『フロイスの見た戦国日本』『続・フロイスの見た戦国日本』を、今読んで
います。
その上で完訳フロイス日本史を読めば、読みやすいかなあと思って。
宣教師は布教のために来日しているのですし、彼ら独自の視点というのが
あり、全てをそのまま受け入れて読むというよりは、外国から見たら当時は
どうだったか、ということを踏まえて読む必要があるかもしれません。
が、ある意味、内側から見た当時の状況より、よりよく書けていて、より
わかりやすい部分があるかも、と思います。
日本人にとってはあまりにも当たり前で、記す必要のないことも、彼らに
とっては驚きで、わざわざ書きとめる必要がありますし。

写真は、7年前の12月、長崎県の平戸にて。
どうしても一度行ってみたくて、ソウルに住んでいたとき、一時帰国の折
行きました。
大分に友人がいて、長崎と大分を訪れる旅でした。
ソウルから行く、というのも、私には新鮮で面白かったです。

2011年12月16日撮影 平戸1

2011年12月16日撮影 平戸2
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プロフィール

はこ

Author:はこ
2011年3月~2014年3月の3年間韓国で生活。韓国滞在中の2013年2月に「もっともっと韓国」開始、完全帰国後も大阪からしばらくの間韓国情報を中心に発信してきました。が、帰国後日本、中国語文化圏の情報が増えたこともあり、タイトルを「もっともっとアジア」にしました。より多様な内容で進めていきますので、今後ともよろしくお願いします!
拙著『不思議がいっぱい韓国』もよろしくお願いします!

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