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『パンダと爆買い』第7章 より深い相互理解を目指して まだまだ発掘可能日本の魅力3

第7章 より深い相互理解を目指して
      まだまだ発掘可能 日本の魅力3

 韓国に住んでいたとき韓国紙を毎日見ていて、日本に関する報道が多い
と感じました。その中には、日本の地方の話題もありました。特に印象に
残っているのは、町おこしの取り組みを大きく取り上げた記事です。記事
には、滋賀県長浜市がさびれていく地方都市から町おこしで再生して活気
を取り戻し、多くの観光客が訪れていると紹介されていました。
 韓国では、地方にもあちこち行ったのですが、多くの場所で、せっかくきれ
いな景色やおいしいものがあるのに、宿泊施設も土産物屋も充実していなく
て、本当にもったいないなあと残念に思うことが少なくなかったです。韓国の
首都圏と地方の格差は、日本以上です。日本の地方のほうが、まだ元気
だなあと思いました。ですので、日本の地方都市の町おこしの成功例は、
参考になるのでしょう。日本にずっといると当たり前になってしまうのですが、
こうして外国の新聞で日本に関する記事を読むと、へえ~こういうことが売り
になるんだなあ、と発見があります。すでに自治体同士の交流などで、こう
いった取り組みは進んでいるのかもしれませんが、これからこういった方面
で交流を続ければ、より深いつき合いができるのではないでしょうか。
 韓国で気づいたことは、他にもあります。日本滞在経験があり、韓国で小
さな旅行社を運営する韓国人と、国内旅行について話していたときのこと。
韓国で個人的に地方旅行をする際、適当なホテルを探すのが大変だし、
運転ができないので公共交通機関を利用するけれど、場所によってはそれ
はとても不便だとこぼしたところ、その人からこう言われました。日本は人口
が1億以上いて、面積も韓国より広いから、週末1泊2日といった国内旅行
が成り立つ。けど、韓国は人口も日本と比べて少なく狭いから、国内旅行
では利益が出にくい、と。たしかに、シンガポールなどのような小さな国でも
そうですけれど、規模が小さい場合、旅行は飛行機に乗ってどこか遠くへ、
というパターンが少なくないかもしれませんね。外国人急増で、宿泊施設が
足りないなどの問題はありますが、旅行のための便利な要素は、週末温泉
旅行など、すでに日本人向けで充実しているので、さらにそれを外国人も
利用しやすいように工夫していくといいと思います。
 また、日本に来る外国人は、家族旅行や友達とわいわいという形ばかり
ではありません。一人旅の人もいる。日本では、シングルで予約しやすい。
外国だと、一人でも二人でもほぼ同じ一部屋の値段を取られます。飲食店
も、日本は一人分メニューが充実していますから、一人客にとっても、日本
は旅しやすいです。団体観光客と比べたら利益は少なくなるかもしれない
けれど、個人で来るお客さんは、より深い旅をするので、日本理解にもつな
がります。最初は団体旅行で来る人も、次は友達と自由旅行で来たり一人
で来たりしています。長期的には、こういう個人客を大切にすることも考え
たらいいでしょう。

2018年3月2日 静岡市立登呂博物館から見た富士山

*写真は、今月初訪れた静岡市立登呂博物館3階からの眺めです。
富士山を見たい、という外国人は多いですよね。
私は出先で、そこで働くスタッフと話す機会があると、外国人観光客が
来るかどうか、どの文化圏から来る人が多いか、など聞くことがあります。
この博物館も、外国人が増えたそうです。
スタッフによると、なぜここへ?と聞くと、もう日本の主な観光地は一通り見た
ので、穴場的なところをネットで探していたら、ここが出てきた、という人もいる
そうです。
西洋人が多いとか。
東南アジアの人は、遺跡を再現した建物や、館内の壁に描かれた絵を
見て、国に、こういう家がある~!と親近感を持つそうです。
中国からのお客さんは、あまりいないとのこと。
そうだろうなあ、と思いました。
人にもよりますが、どちらかというと、ショッピングとかテーマパークを
好むと思うので。
以前、潮岬に中国人を連れて行ったら、「見るものはこれだけですか?」
と言われたことがあります(^_^;) 
本州最南端到達、景色がいい、というだけでは物足りないのかな。
西洋人といえば、昨年末那智勝浦~新宮あたりに行ったとき、リュックを
しょった人たちを何人も見かけました。
派手ではないけれど、日本文化を深く知ることができるような場所、
人気があるようです。
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プロフィール

はこ

Author:はこ
2011年3月~2014年3月の3年間韓国で生活。韓国滞在中の2013年2月に「もっともっと韓国」開始、完全帰国後も大阪からしばらくの間韓国情報を中心に発信してきました。が、帰国後日本、中国語文化圏の情報が増えたこともあり、タイトルを「もっともっとアジア」にしました。より多様な内容で進めていきますので、今後ともよろしくお願いします!
拙著『不思議がいっぱい韓国』もよろしくお願いします!

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