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『パンダと爆買い』第5章 韓国で感じた中国 ―おまけ― 「自給自足」も新出単語

第5章 韓国で感じた中国
      ―おまけ― 「自給自足」も新出単語

 2011年6月から2012年3月まで、延世大韓国語学堂に通い、漢字を日常的
に使う日本人として、大変戸惑うことがありました。
 韓国も、漢字文化圏。今は、韓国語の文字表記であるハングル表記が基本
ですが、韓国語を勉強すると、漢字語が如何に多いかを感じます。「韓国」も
「韓国語」もそうだし、「日本」「日本語」もそう。「中国」「中国語」も同様です。
これらの漢字を、韓国語の発音で読めばいいのです。日韓は共通する漢字
語が多いため、語彙を増やすときは覚えやすく理解しやすく、非常に助かり
ました。
 ところが、授業を受けていて、この漢字語が原因で困ったなあと感じたことが
ありました。韓国人は、漢字をよく理解している人もいますが、苦手な人が多く、
私が教わった語学堂の先生方も、漢字はあまり得意ではなさそうで、いつも
漢字語が出てくると、自信なさそうでした。特に上級クラスとなると、漢字語が
とても多いので、先生はつらかったと思います。
 韓国では漢字語=習得が難しい、ということなのでしょうか、上級クラスの
教科書には、日本人や中国人のように、日常的に漢字を使う人たちには、
韓国の学校でわざわざ学ぶ必要のない新出単語がたくさん出てきました。
漢字二字の熟語以外にも、次のような四字成語が教科書に出てきました。

  誇大妄想、東奔西走、半信半疑、旧態依然、馬耳東風、自給自足、
  自画自賛……

 これらの四字成語が出てくると、先生は延々と意味の説明を続けるのです。
上級クラスは、中国人と日本人の割合が高いので、多くの学生にとって、
ちょっと退屈な時間となります。この時間に、別なことをしたいなあなんて
思ったり。ただ、非漢字圏の学生もいて、彼らにはやはり難しい言葉なので、
やむを得ない部分があるかもしれません。
 6級を卒業し、卒業後の専門班に通ったときには、一人50分の発表がありま
した。そのとき私が選んだテーマは、食と健康。漢字語を多用しての発表でし
た。当時そんなに韓国語で話すのが流暢でなかった私に、先生は信じられ
ないような高得点をつけてくれました。今思うと、あれは、漢字語という高級
語彙を多用したから上手く見えたのかもしれません。
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プロフィール

はこ

Author:はこ
2011年3月~2014年3月の3年間韓国で生活。韓国滞在中の2013年2月に「もっともっと韓国」開始、完全帰国後も大阪からしばらくの間韓国情報を中心に発信してきました。が、帰国後日本、中国語文化圏の情報が増えたこともあり、タイトルを「もっともっとアジア」にしました。より多様な内容で進めていきますので、今後ともよろしくお願いします!
拙著『不思議がいっぱい韓国』もよろしくお願いします!

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