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韓国 犬の話ーーしっぽを切って、血統種に!?

ソウルに来てから、気になることのひとつがペット事情。
引越してから2年余りの間に、ペットを飼う人が増えているように感じます。
日本と比べたら、犬の比率が高そうですが、猫を飼う人も増えているよう。

うちのマンション、お向かいさんも、犬を飼っています。
日中、うちの玄関で出入りがある度に、「ワンワンワンワン!」
夜中に帰宅しても、吠えたことがないので、番犬にはならなそう。
姿は見たことないんですが、多分愛玩犬でしょう。

ペットの増加に伴い、動物をめぐるトラブルも増えています。
2013年6月28日の中央日報に、
「짝퉁 ‘동경이’주의보」という見出しとともに、しっぽの短い犬の写真が
載っていました。
「짝퉁」(チャクトゥン)は偽物のこと。ニセブランドバッグなどにも、使います。
「가짜」(カッチャ)より、新聞記事でよく見る単語です。
「동경이」は、尾の短い慶州の「토종견」(土種犬)。この文では、
「東京(동경)犬」と便宜上呼びます。「東京」は、高麗時代の「四京」の
ひとつで、今の慶州。「주의보」は、注意報。「ニセ‘東京犬’注意報」。
写真は、記事の一部です。

2013年7月1日 東京犬

記事によると……
東京犬は、昨2012年11月天然記念物に指定されてから、愛犬家の関心を
集めてきました。
2013年6月27日現在、慶州にのみ339匹がいて、血統を守るため
一般人の手に渡ることは、厳しく制限されています。
ところが最近、「東京犬」と偽り、「유사견」(類似犬)がネットや
ペットショップで売られるようになりました。
1匹50~70万ウォン。日本円で、4万円台から6万円台でしょうか。
「類似犬」の作り方は、似たような姿のワンちゃんのしっぽを切る!
(可哀そう……)あるいは、もともとしっぽの短い雑種犬を、「東京犬」と
偽って売ってしまうとか。
もし、本物の東京犬を売る場合は、1~2ヶ月の子犬1匹200万ウォンを
こえるくらい高価だけど、売られること自体が滅多にないそうです。
本物と偽物を見分けるのは、非常に難しく、それもこういったトラブルを
招いている原因かも知れません。犬にとっては、本物にせよ偽物にせよ、
いい迷惑ですね。
なお、普通の犬を、天然記念物の東京犬と偽って売るのは、詐欺罪になる
そうです。

ーおまけー

犬、といえば、中国や韓国で「犬を食べる」ことが、日本でもしばしば話題に
なります。
私も、中国人や韓国人、特に中国人から、「犬はおいしい」と何度も聞き
ました。私自身は、子どものころ実家でずっと犬を飼っていたので、
食べる気になれず、まだ挑戦したことがありません。
(鶏肉や豚肉、牛肉は食べるんですけど……)
ソウルでは、街中の目立つ所に犬肉料理のお店を見かけたことは、私は
ないんですが、路地裏では何軒か見かけます。
犬について、韓国で最も印象深い経験は、4年前旅行で全羅南道康津に行った
ときのこと。泊まった民宿では、ちっちゃなかわいらしい愛玩犬を飼っていて、
宿の人は、それはそれは大変なかわいがりよう。
ところが、ふと宿の横を見ると、毛の茶色い大きな犬が、数匹。
汚い犬小屋(というより、「檻」)に、閉じ込められていました。
何となく、かなしそうな目。あのワンちゃんたちは、食用だったのでしょうか?
いまだに、気になっています。






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Comment

 

しっぽを切られたり、はたまた食べられたり、災難です。ソフトバンクのお父さん犬も、びっくり
  • posted by ぱんだパパもん 
  • URL 
  • 2013.07/01 13:32分 
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プロフィール

はこ

Author:はこ
2011年3月~2014年3月の3年間韓国で生活。韓国滞在中の2013年2月に「もっともっと韓国」開始、完全帰国後も大阪からしばらくの間韓国情報を中心に発信してきました。が、帰国後日本、中国語文化圏の情報が増えたこともあり、タイトルを「もっともっとアジア」にしました。より多様な内容で進めていきますので、今後ともよろしくお願いします!
拙著『不思議がいっぱい韓国』もよろしくお願いします!

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