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一人ごはん、一人酒

先々週ソウルに行ったとき、行きの機内誌で、
혼밥, 혼술
(ホンパプ、ホンスル)
という単語が見出しの中にありました。
ん? どんなメニュー? なんて一瞬アホなことを考えてしまったのですが、
一人ごはん、一人酒のこと。
「혼」は「혼자」(一人で、一人)からきているんですね。

私が住んでいたときも、一人ごはんは話題にはなっていました。
2011年、延世大語学堂に通っていたときも、教科書には1인 가구
(一人世帯)の増加が話題にのぼっていました。
今回読んだ機内誌によると、2015年の調査(日本の国勢調査に当たる
もの)で、世帯全体のうち27.7%が一人世帯。
統計庁によると、2035年には、一人世帯の占める割合は、34.3%にまで
増えるだろうと予測されているそうです。

日本と比べ、一人ごはんのイメージの少ない韓国。
実際、一人で食べる所を探すのに、私も苦労しました。
以前ブログにも書いたかと思いますが、あちこち探し回り、結局入れ
そうな所がなく、適当なお惣菜もなく、夜パンを家で食べたことも
あります。
同時に、いろいろな面から、変化も感じていました。
といっても、一人ごはんが話題にのぼるようになっていたのですから、
珍しい現象と言ったらオーバーですけど、ごく当たり前のことでは
なかったのでしょうね。

でも、社会の変化、人々の考え方の変化もあるでしょうし、
また上述したように、世帯の構成の変化が、食事のとりかたにも
影響を与えているのでしょうね。

機内誌には、周りの目を気にせず一人で入れる食堂の紹介もありました。
また、本屋に行ったら、一人ごはんのレシピも。

本屋に行くと、面白いですね。
完全帰国後韓国を訪れるときは、必ず立ち寄るようにしています。
たとえ買う本がなくても、どんな本が売られているかで、社会の変化が
垣間見えます。
一人ごはん関連の本もそうですけど、私は私らしく、無理に人に合わせ
ない、といった内容の本が、私が住んでいたときより、増えている(というか
目立つ所に置かれている)ようになりました。
時間があれば、こういう本も読んでみたいです。
写真は、ソウル市内の本屋にて。

2017年5月4日 永豊文庫
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Comment

一人飯 

 私は一人で韓国に行くことが多いです。今まで41回、行っていますが、そのうち35回は一人旅です。
 1990~1994年のソウルでは、鐘閣駅近くの食堂で、テジカルビを2人分からしか注文できないので、2人分をほぼ食べきっていました。
 でも、近年は2人分は食べきらないので、1人で注文できる定食や百飯を食べています。でも、韓国人からは、なぜ一人で韓国旅行をするのか? と不思議に思われています。嫁さんはいないのか?と心配されます。「嫁さんはいます」と答えると、ますます不思議な顔をされます。このへんが、なかなか相互理解ができない部分かと思われます。
 そういう違いが、また面白くて、旅行に行きたくなります。
  • posted by shunshun 
  • URL 
  • 2017.05/19 21:06分 
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ペッパン 

 ペッパンは白飯ですかね。間違えました。
  • posted by shunshun 
  • URL 
  • 2017.05/20 15:40分 
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Re: 一人飯 

shunshunさん、韓国へは一人旅が多いとのこと、やはり食事にまつわる苦労や思い出は多いですね。テジカルビ二人分とは! 二人分しかないメニューは、やむを得ないですが……一人分でも多いですものね。逆に、韓国から日本に友達が来ると、食事する場所に困ります。見た目はきれいでも、量が少ないので、どこに行けばいいか、いまだに悩みの種です。
家族や友達がいるのに一人旅というのは、たしかにわかってもらいにくいときがあります。「日本人は集団行動をとるのに、食事は一人ごはん、旅行は一人旅。なぜ?」と、語学堂の先生に聞かれたときは、説明に困りました。でもこういう違いは、おっしゃるとおり、面白いですね。
백반は、白ご飯という意味と、白ご飯に汁物、おかずなどがセットになった定食の意味もあります。(こちらにまとめて書かせていただきました)。
  • posted by はこ 
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  • 2017.05/24 16:44分 
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プロフィール

はこ

Author:はこ
2011年3月~2014年3月の3年間韓国で生活。韓国滞在中の2013年2月に「もっともっと韓国」開始、完全帰国後も大阪からしばらくの間韓国情報を中心に発信してきました。が、帰国後日本、中国語文化圏の情報が増えたこともあり、タイトルを「もっともっとアジア」にしました。より多様な内容で進めていきますので、今後ともよろしくお願いします!
拙著『不思議がいっぱい韓国』もよろしくお願いします!

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