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子どもの語学教育、ぜひ英語以外も!

前回書いた、韓国の新聞連載のテーマ変更、何とか対応して今日原稿を
送りました。
明日はまた京都、奈良(できれば両方)に行く予定なので、ちょっとホッと
している今、ブログを書こうと思いました。
パスワード変更の関係で管理画面へのアクセスがちょっとうまくいかず、
焦りました。無事開けてよかったです。

今朝の朝日新聞オピニオン面は、「多難な日韓関係」。
もう何度も繰り返しこの種の記事を見ているような……
マスコミ報道に偏りがあり、受け手側が韓国に怖いイメージをどうしても
抱いてしまう、ということ、マスコミ側もわかっているなら、関係者に意見を
言わせるばかりでなく、報道する側がもっと多様な韓国を伝えればいい
のに、といつも思います。

もちろん、それを強く感じている記者もいると思います。
が、新聞各社もデジタル版を出すようになった今、やはり検索数が重要
みたいで、最近連日繰り返される類のニュースがよく読まれるため、
ますます同じようなニュース報道に偏るようです。
完全に悪循環ですね。
韓国の魅力もいっぱい知っている日本人にとっては、本当に残念なこと
です。

歴史問題その他いろいろあるのに、韓国からの訪日客は多い。
外に出ると韓国人観光客を本当によく目にするし、楽しそうです。
一方、一時期韓流ブームのあった日本からは、なかなか訪韓する人が増え
ません。
私の周りは、取り組んでいる事柄の関係上、韓国をよく知っている人も
少なくないのですが、そういう人たちと、世間一般の韓国を怖がる人
たちとのギャップを感じます。
なぜなんだろう、とその原因をよく考えますが、報道の偏りや、
国民性とか感情論にばかり原因を求めるのも限界だし、とても暗い
気持ちになってしまう。
韓国をあまり知らず、また韓国語がわからない人からの話をもとに考える
と、これは言葉、特に文字への怖さがひとつあるのかなあ、と思います。

このことは、だいぶ前に書いたかもしれません。
繰り返しだったら、ごめんなさい。
韓国語がわからない人を、ソウルに住んでいたとき何度か案内しました
が、やはり文字になじみがないのが、「わけわからない文字に囲まれて
いる」恐怖、といったらオーバーですけど、不安感があるみたいです。
丸や棒ばっかりで、記号みたいだと。
とても論理的にできているし、その気になれば、すぐに覚えられるよ、と
言っても、なかなか信じてもらえません。

そういう私も、初訪韓が2004年だったのですが、それまでずっと興味を
持ちながらも、韓国にはなかなか行けませんでした。
文字が全くわからないから、文字を覚えてから、と、ずっと実行できなかっ
たのです。
家族が留学したため、会いに行ったのがその2004年ですが、文字が読め
ない不安感を解消するには覚えるしかない、と、メニューや地名など関係
あるところから勉強しました。
今はもちろん慣れましたが、それでも、訪韓時に名所旧跡などで韓国語、
中国語両方の説明があると、中国語を読んでしまいます。
中国語のほうが学習歴が長い、というだけでなく、外国語でもやはり
漢字表記のほうが読みやすいからです。

ふと思ったのは、小学校での英語教育のこと。
英語も大事ですが、多文化教育の一環として、韓国語、中国語その他
アジアの言語をしゃべったり書いたりする機会を、ぜひ作ってほしいです。
すでに実行しているところもあるとは思いますが……
ペラペラになったり、すらすら読んだりできるようになる必要はありません。
日本語以外の言語が世界にはある、ということを、子どものときから実感
できるような教育がもっとなされたらなあ、と思います。
高校では選択できる学校もあるし、私も高校で中国語を教えたことが
ありますが、選択ではなく、全員に、文字も含めいろんな言語に触れる機会
をぜひもたせてほしいです。
大人の考え方を変えるのは難しいので、子どもに希望を託したいです。

日本の語学学習のあり方にも、悲しくなることが少なくないですね……
韓国語関係でいえば、ハングル=韓国語だと思い、ハングルをしゃべる、
のように使う人。ハングル語という言葉も、SNSなどで見かけます。
韓国語とも朝鮮語とも言えず、やむなくハングル講座、のような表現が
されるから誤解をうむのかもしれませんが……
でも、ハングルという言葉自体から、正しい意味はわかると思うのですが。
あまりそういうことを考えず、ただ暗記して使う人がいるからこうなるんで
しょうかねえ。
ひたすら暗記の学習方法も、まだ主流のようです。
人それぞれですから、このやり方が合っている人はそれでいいと思う
けれど、問題は、これが不向きの人まで、語学の勉強はそうしなきゃいけ
ないんじゃないか、と思ってしまう人がいること。
暗記型学習不向きの人はいくらがんばっても、このやり方では運用能力は
身に付きません。
外国語になかなかなじみにくい、というのは、文字への違和感だけでなく、
こういったしんどい学習方法がいまだ主流、というところにもありそうです。
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プロフィール

はこ

Author:はこ
2011年3月~2014年3月の3年間韓国で生活。韓国滞在中の2013年2月に「もっともっと韓国」開始、完全帰国後も大阪からしばらくの間韓国情報を中心に発信してきました。が、帰国後日本、中国語文化圏の情報が増えたこともあり、タイトルを「もっともっとアジア」にしました。より多様な内容で進めていきますので、今後ともよろしくお願いします!
拙著『不思議がいっぱい韓国』もよろしくお願いします!

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