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わさび問題 今後気をつけることは?

前回、大阪のすし店が外国人客にわさびを多く出した問題について書き、
フェイスブックでシェアしたところ、反響が大きく驚きました。
常にもっと多くの反応のある人もいると思いますが、私は友達もそんなに
たくさんいないし、何か社会で起きていることについて書いても、いつも
反応は少ないので、今回もそのつもりで書いたところ、友達の友達など、
直接知らない人からの反応が多かったです。
それだけ関心が高い問題なんだと思いました。

この問題について書いている人は、多いですね。
書き込みなどを見ていて、この問題が起きたときに心配していたことが
ちょっとあらわれはじめているように感じました。

それは、店が如何に悪いか、問題の店員が如何に悪いか、という点に
傾いてしまうことが、ひとつ。
もうひとつは、いや、店は悪くない、店員は悪くない、悪いのは外国人
(特に韓国人)だ、と、店や店員をかばう方向にいってしまうことです。

前者については、やはり言及は必要だと思います。
行きすぎた行為は、改めなければいけないです。
が、過度な方向に行くのは、まずい。
店や店員を厳しく罰するだけでは、根本的解決にはなりません。
しばらくして忘れたころにまた、別な場所でも、同じようなことが起きる
でしょう。
現に、他の飲食店でも、わさびを過剰に入れるのではないけれど、
外国人を嫌がり、不愉快な態度を見せるケースがありますから。

後者の意見も見かけます。
元々の考え方も人によって違うし、この問題についても見方は人それぞれ。
いろんな意見が出るのは、自然なことです。
が、こわいのは、後者の意見が強くなってしまうことです。
おそらく、もともと外国人が嫌いで、あまり日本に来てほしくないと思って
いると、こういう見方になるかもしれないし、その中でも普段から強く意見を
言っている人は、この件でも後者のような書き込みしていると思います。
そして、後者のような見方が増えていくと、過激でなくどちらかというと
おとなしいけれど、外国人や外国語に何となく恐怖感や違和感を感じて
いる人たちは、後者の方に流れてしまうおそれがあります。

中国や韓国へのイメージ調査をすると、最近はいつも悪い結果が出ます。
店は悪くない、悪いのは外国人という意見が強くなりかけると、中韓に
悪いイメージを持つ人も少なくない社会の状況なので、そのうち後者の
意見がもっと強くなり、結局外国人がたくさん来るのが悪い、という方向に
行ってしまうのではないかと懸念します。

今のところ、前者の方が優勢のように見えるので、それで前者の意見の
人も書き込みしやすいのでしょうが、後者が優勢になってくると、
前者は意見を書きづらくなります。
前者の人の根底には、外国人にもっときちんと接しよう、大事にしようと
いう考え方があると思いますが、そういう考えを根底に持つ人が意見を
書きづらくなるような方向に行かせないよう、今から気をつけなければ
いけないと思います。
外国人来るな、みたいな考えを決して蔓延させないようにしなければ。

流れを変な方向に行かせないためには、どうしたらいいのでしょう?
長期間かかるかもしれませんが、私は前回も少し書いたような、日本人の
外国人や外国語に対する違和感、恐怖感を少しでも減らし、異文化に
慣れる人が増えることが大切だと思います。
日本に帰国し、この違和感、恐怖感をあちこちで感じるんですよね。
そんな経験も、今度また書きたいと思います。
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プロフィール

はこ

Author:はこ
2011年3月~2014年3月の3年間韓国で生活。韓国滞在中の2013年2月に「もっともっと韓国」開始、完全帰国後も大阪からしばらくの間韓国情報を中心に発信してきました。が、帰国後日本、中国語文化圏の情報が増えたこともあり、タイトルを「もっともっとアジア」にしました。より多様な内容で進めていきますので、今後ともよろしくお願いします!
拙著『不思議がいっぱい韓国』もよろしくお願いします!

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