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『本物の英語力』から学ぶ 語彙不足はどうすればいいか

「発音」について書いたきり、ちょっと御無沙汰していた『本物の英語力』
(鳥飼玖美子著 講談社現代新書)から学ぶ―今日は語彙不足をどうすれば
いいかについてです。

英語力がなかなかつかないのは、学生時代に文法訳読ばかりやっていて
会話をやらなかったから、という人が少なくない。
これは私もつい言ってしまうグチなのですが、著者は、英語が思うように
使えないのは、

そもそもボキャブラリーがまるで足りないのです。

語彙数が圧倒的に不足しているからだと自覚することが第一歩です。


と述べています(38ページ)。
まさにその通り!同感です。

同感、とエラそうに言っても、私は英語が苦手なままです。
語彙数があまりにも少ないのが大きな原因であることも自覚しています。
それを克服するための勉強がなかなか進みませんが(^_^;)
私にとっては漢字圏の言語が圧倒的に面白いので、どうしてもそちらの
勉強が主になってしまいます。

じゃあ、どうすれば語彙不足を克服できるんでしょうか?
ここで著者は、世間でよく言われることは効果がない、と述べています。
39ページから引用します。

最近はよく、シャワーのように聞いて覚える、という宣伝が目につきます
が、シャワーのように聞いても、シャワーのように流れ落ちてしまうだけで、
頭にも体にも染み込むというわけにはいきません。

そうか、やっぱり昔ながらの単語カードだな、とカードを使って英単語を
頭に叩き込んだ経験のある世代は思うかもしれません。でも、表が英語、
裏に日本語が書かれている単語カードを使っての丸暗記は、「頑張って
勉強した」という達成感のわりには成果があがらないように思います。
数千語もの英単語を、無闇に暗記しようとしても労多くして実りは少ない
ようです。


ひとつ目は、よく新聞などで盛んに宣伝されていますね。
シャワーのように流れ落ちてしまう……ああ、教材費が!?
これについては、個人的には、たくさん聞くこと自体はとても大切だと
思っています。韓国語入門時期から、私はほとんど聞き取れないCDを
毎日毎日聞き、それが効果あったので。
ただそれは、文法その他、読む、書くなどの勉強もちゃんとした上での
話です。大人は、聞くだけではやはりあまり効果がないと思います。

ふたつ目は、まさに学生時代これで失敗しました(>_<)
70年代後半に高校時代、80年代前半に大学時代を送った私の学生時代は、
出る単最盛期だったんじゃないでしょうか。
英語が苦手なのは、丸暗記がよくなかったのでは、と気づき、大学に入って
始めた中国語は、そのやり方を避け、とにかくある程度まとまった文を読み、
そこから言葉を覚えるようにしました。
ニーハオツァイチエンシエシエくらいしか話せなかったのに、ゼミでいきなり
原文をたくさん読まされ、否応なく、という側面もありましたが、
それが本当によかったです。

丸暗記がなぜよくないのかについては、40ページに、

脈絡もなくひたすら暗記しようとすることほど退屈な苦行はありませんし、
脈絡がないので、すぐに忘れてしまいます。


と書かれていますが、まさにその通りだと思います。
たとえ短い文でも、文を読んでいて出てきたわからない単語、気になる
単語は脈絡があるので、単語カードでひたすら単語を暗記するよりずっと
印象に残りますね。

……と書いていくと、語彙を増やすために大切なことが見えてきます。
たくさん読むことです。
次回はその話を!(^^)!

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プロフィール

はこ

Author:はこ
2011年3月~2014年3月の3年間韓国で生活。韓国滞在中の2013年2月に「もっともっと韓国」開始、完全帰国後も大阪からしばらくの間韓国情報を中心に発信してきました。が、帰国後日本、中国語文化圏の情報が増えたこともあり、タイトルを「もっともっとアジア」にしました。より多様な内容で進めていきますので、今後ともよろしくお願いします!
拙著『不思議がいっぱい韓国』もよろしくお願いします!

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