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映画鑑賞で思い出した、ソウルのマンション選びでつらかったこと

完全帰国後、今日で丸2年!?
です、たしか。
いつの間にか月日が経ちました。
それでも、今回の大阪生活はまだ2年。
(通算では10年くらいになりますが)。
ソウルにいた3年間は意外と長かったんだなあと思います。

戻ってきて感じること、いろいろあります。
そのうちのひとつが、物価について。
大体一緒だし、外食費は大阪よりむしろソウルが高いかも?と感じます。
が、日本では高いなあ~と特に感じるのが、交通費と博物館入館料、
そして映画代。
いつ引っ越すかわからないので映画館の会員になるのもためらわれ、
よほどのことがないかぎり、サービスデーに行くようにしています。
今日は、ありがたいことに無料鑑賞券が手に入ったので、行ってきました。

今日見たのは、前から気になっていた
『ニューヨーク眺めのいい部屋売ります』

よかったです(^^)
心温まる話でした。
40年連れ添った夫婦が、住み慣れた最上階の眺めのいい部屋を、
エレベーターがないことがつらくなってきて、売ろうと。
ニューヨークの中でも人気の高いブルックリンの物件ともあって、
部屋の内覧希望が殺到。
見に来る人たちとのあれこれなどがうつし出されます。

夫婦について考えさせられたり、自分の人生に重ね合わせたり。
いい話だなあと思いながら楽しく鑑賞していたのですが、内覧の場面を
見続けるうち、ふとソウルでの同じような場面を思い出してしまいました。
ブログにも本にも書いたのですが、うちはソウルで借りるマンションを決める
とき、何軒か入居中のお宅におじゃまして見せてもらいました。
そして、うちの帰国が決まり、退居するとなってから、次の入居希望者が
何組か見学にやって来ました。
引き払う前で住んでいる状態でしたので、結構面倒でした。
お客さんが来る日、時間帯に合わせて在宅しなきゃいけなかったですし。
そして、見に来るお客さんや不動産屋があれこれ好き勝手なことを言うのを
聞くのが、ちょっとストレスでしたね。
持ち家ならともかく、日本なら賃貸で入居しているだけなら、普通居住者が
引っ越ししてから誰も住んでいない物件を見学すると思うのですが、
ソウルでは賃貸でもこういうことに応じなければなりませんでした。
これも文化の違いなんでしょうか。
合理的だなあとも思いましたけどね。

でも、いい異文化体験にはなりました。
韓国生活でいろいろあった中でも、マンション内覧は印象深い体験です。
が、映画を見ながら、この話を、先日の「マンナムトーク」で「暮らし」に
ついて話すとき、すっかり忘れていたのを思い出しました。
なんで話すのを忘れちゃったんだろう……
しかも会場でド忘れしたのでなく、予め話の内容を決めてメモするときも、
すっかり忘れていたのです。

これはおそらく、マンション選びのつらい体験がまだ消えていないから
かなあ。
物件探しや、引き払う前の内覧がつらかったのではないんです。
ソウル転勤が決まり、引っ越し前にマンションの下見に行こうとしたとき、
それをさせてもらえなかったことが、今でもつらい気持ちとして残って
います。
だめだという理由が、規則違反だと……
でも、私たちの前の人たちも、そして私たちより後に赴任した人たちも、
みな引っ越し前にマンションの下見をして物件を決めていたんですよね。
結局、うちだけが下見させてもらえなかったという不当な扱いを受けた
わけです。
私に大きな力があれば、絶対抗議したのですが。
あるいは、私自身の仕事で赴任するなら、抗議したのですが。
家族の仕事で、となると、言いたくても口を無理やりぎゅっと結んでいなきゃ
ならないこと、多いです。
きっと同じような体験をした人が、いると思います。

幸い大家さんご夫妻が大変いい人たちで、救われました。
韓国は借主より家主が強いので、急に退居を命じられ、慌てて引っ越す
場合も少なくありません。
うちはいい大家さんのおかげで、一度も引っ越すことなく暮らせました。
引っ越し前不当な扱いを受けてつらかっただけに、今でもそのことを
思い出すと涙が出ます。
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プロフィール

はこ

Author:はこ
2011年3月~2014年3月の3年間韓国で生活。韓国滞在中の2013年2月に「もっともっと韓国」開始、完全帰国後も大阪からしばらくの間韓国情報を中心に発信してきました。が、帰国後日本、中国語文化圏の情報が増えたこともあり、タイトルを「もっともっとアジア」にしました。より多様な内容で進めていきますので、今後ともよろしくお願いします!
拙著『不思議がいっぱい韓国』もよろしくお願いします!

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