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『飲食江山①』読了

8月に始まったマンションの大工事、このところずっと激しい音が響いて
います。一日中カーテンを閉めるだけでも大変ですが、朝から工事音が
すごいとなると、とても家にいられないので、毎日外に出ています。
こういうとき、毎日通う決まった職場のない人は、悲しいものです。
家でいろいろな資料を見ながら調べもの、という作業がしばらくできなく
なってしまいました。ネット検索は補助的に、と思っているアナログ人間の
私には、つらいです。

でも、だからこそできることを、と、外で韓国の本を読んでいます。
家では少しずつしか読めなかったけれど、外ではある程度まとめて読める
ので、400ページを超える本を1冊読み終えました。
といっても、写真がかなり多いので、実際の文章のページ数は、それほど
でもないと思いますが。

読み終えた本は、『음식강산①』(飲食江山①)(著者:박정배、
出版社:한길사)。
今までブログでもときどき参考資料として使ってきた本であり、『不思議が
いっぱい韓国』のチャジャンミョンの話では、『飲食江山②』(面類の話)を
参考にしました。
ずっと資料として、必要な部分だけつまみ読みしていたのですが、面白い
ので全部読んでみようと思い、読み始めました。

『飲食江山①』は、著者パクジョンベ氏が、韓国の海産物の産地を訪ね
歩き、図書館に通いつめて調べたこともベースにし、海産物ごとに章だてを
して書いたものです。図書館に……というのは、この本や書評に書かれて
いたことではないのですが、著者名で検索して出てきたニュースに、著者の
仕事のスタイルとしてそう書かれていたので。本書を読むと、それがよく
わかります。
最初は、読みきれるかなあと不安でしたが、そんな気持ちも吹き飛ぶくらい
面白かったです。
ただ面白い、という言葉だけでは足りないですね。
魅力にとりつかれました。

読みながら、韓国の海辺の風景が浮かび、磯の香りがし、海風が吹いて
くるかのような感覚になりました。
マイカーでなく、バスを乗り継いで旅をするというところにも親しみが
わきます。
この本を読み、韓国の海産物についていろいろ知ることができたのも大きな
収穫でした。
が、それ以上に、著者が漁師や漁村の市場、食堂で働く人々など、取材
相手を大事にしている様子が伝わってきたことが、読んでいて大変うれし
かったです。

この本を読んで感じたことは他にもいろいろありますし、また、本を通して
知った韓国の海産物について、紹介したい話もいろいろあります。
今、工事のこともあってブログの更新がしづらい状況ですが、今後も
この本にかかわることを、書いていきたいと思います(^◇^)

2015年9月24日 大阪城公園付近 カフェにて


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プロフィール

はこ

Author:はこ
2011年3月~2014年3月の3年間韓国で生活。韓国滞在中の2013年2月に「もっともっと韓国」開始、完全帰国後も大阪からしばらくの間韓国情報を中心に発信してきました。が、帰国後日本、中国語文化圏の情報が増えたこともあり、タイトルを「もっともっとアジア」にしました。より多様な内容で進めていきますので、今後ともよろしくお願いします!
拙著『不思議がいっぱい韓国』もよろしくお願いします!

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