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奈良国立博物館 『白鳳』展

先週、ずっと行きたいと思っていた
奈良国立博物館開館120年記念特別展
―花ひらく仏教美術― 白鳳展
を見てきました。

実に見応えのある、いい展覧会でした。
正倉院展ほどではありませんが、他の特別展よりずっと混雑していたのも
理解できます。
この展覧会では、仏頭(興福寺)、月光菩薩立像(薬師寺)など国宝をはじめ、
全国の白鳳の文化財が集合しています。
仏頭は9日間のみの展示、その他期間限定の展示もいくつかありますが、
こうして一箇所で一度に拝観できる貴重な機会です。

仏教美術は好きだけれど深い知識があるわけではなく、白鳳美術のイメージ
は、朝鮮半島や中国とのつながりが、漠然と思い浮かぶくらいでした。
今回、インド的要素が入った仏像もあり、国際色豊かなことに感心しました。
図録によると、玄奘三蔵がインドから帰国した645年頃から、中国でインド・
ブームが起こり、インド風の強い仏像が作られるようになり、白鳳時代の
仏像も、その影響を受けていたのでは、とのことです。

また、白鳳=奈良なんて思っていたのですが、島根、大分などの西日本は
もちろん、東京や千葉の仏像もあってびっくり。
自分の知識のなさを感じると同時に、いろいろ調べてみたら、きっと発見が
たくさんあって面白いだろうなあ、とも思いました。
仏像の制作地、伝来については、はっきりとはわかっていないようですが、
「七世紀後半から八世紀前半にかけて、武蔵国に朝鮮半島からの渡来人が
数多く移住したとの記録もあり(『日本書紀』)、古くに東国へもたらされた
可能性も想定しうる」と、図録の釈迦如来倚像(深大寺)の作品解説に
書かれていました。
なかなか興味深いですね。

9月23日までなので、残り期間わずかですが、ぜひ行ってみてくださいね!(^^)!
今、奈良公園にはバンビもいますよ。(写真の鹿はちょっと大きいですが)。

http://www.narahaku.go.jp/

2015年8月25日 奈良公園
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はこ

Author:はこ
2011年3月~2014年3月の3年間韓国で生活。韓国滞在中の2013年2月に「もっともっと韓国」開始、完全帰国後も大阪からしばらくの間韓国情報を中心に発信してきました。が、帰国後日本、中国語文化圏の情報が増えたこともあり、タイトルを「もっともっとアジア」にしました。より多様な内容で進めていきますので、今後ともよろしくお願いします!
拙著『不思議がいっぱい韓国』もよろしくお願いします!

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