Entries

韓国語 場所を示す助詞の微妙な違い

日本語と文法的に似ていて、他の外国語と比べ勉強しやすい韓国語。
でも、微妙に違うから間違えてしまうこともあります。
最近ネットでたまたま日本人が書いた韓国語の文を見、場所を表す助詞の
使い方で間違っているものがありました。
もちろん誰でも間違いはあるし、私も間違いだらけの韓国語の文を書いて
しまいます。
(完璧を求めすぎると書けなくなってしまい、その結果上達しないので、あまり
自信がなくてもとにかく書いています)。
が、今回見かけたものは、ちょっと気をつければなおせるので、今日は
その話をしたいと思います。

その間違いは、「教室で勉強する」の「で」に当たるものを、「로」(ロ)と書いて
いたというものです。
この場合使われる助詞は、「에서」(エソ)。
この場合の「에서」は、動作、行為が行われる場所を表します。
この例文で使われている「で」も同様です。
では、なぜこの場合「로」は使えないのか、というと、「로」は場所に関する言葉
の後ろに来る場合、方向を表し、一定の場所で何かが行われるような場合には
使われないからです。
지금 어디로 가요? (今どこに行くんですか?) のように。

この「어디로」の「로」は、「에」(エ)で表すこともできますが、「에」はこういった
方向を表すだけではなく、一定の場所を表す場合にも使われます。
それでは、その場合、「에」は「에서」とどう違うのかというと、これは初級で習うと
思うのですが、「에」は存在する場所を、「에서」は上述したように動作、行為が
行われる場所を表します。
これは、日本語の「に」「で」の使い分けと同じですね。
「教室に机がある」の「に」が「에」にあたり、「教室で勉強する」の「で」が
「에서」にあたります。
日本語の助詞の使い分けと韓国語の助詞の使い分けは、常にイコールでは
ないですから、そのへんは注意しなければいけないけれど、この場合は存在の
「に」と動作、行為の「で」の使い分けをもとに韓国語の助詞も考えればいいと思
います。(こういう点が、日本人には勉強しやすいところですね)。

なお、文末が「あります」でも、「教室で授業があります」のような場合の助詞は、
「に」ではなく「で」。この場合、教室は何かが存在する場所ではなく、動作、
行為が行われる場所なので、「で」を使いますが、韓国語も同様です。

snap_yokorea_201583153242.jpg
スポンサーサイト

Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

ご案内

プロフィール

はこ

Author:はこ
2011年3月~2014年3月の3年間韓国で生活。韓国滞在中の2013年2月に「もっともっと韓国」開始、完全帰国後も大阪からしばらくの間韓国情報を中心に発信してきました。が、帰国後日本、中国語文化圏の情報が増えたこともあり、タイトルを「もっともっとアジア」にしました。より多様な内容で進めていきますので、今後ともよろしくお願いします!
拙著『不思議がいっぱい韓国』もよろしくお願いします!

最新記事

右サイドメニュー

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR