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住宅の騒音、多くの人が挙げるのは……

6、7月に発行された韓国紙をいくつか手に入れたので、見てみました。
ソウルに住んでいたときは毎日していた作業。
ソウルでの日常を思い出し、ちょっとなつかしくなりました。

その中で、釜山日報に出ていた記事に目がとまりました。
小さな記事でしたが、住宅の騒音に関するもの。
最も耐えがたい騒音は何か?というものでした。

ある機関が20代以上の男女1000人あまりを対象に行った調査で、
半数の人が「最も耐えがたい」と答えたのは、走り回る音。
次が歩く音で、36.2%。
以下、家具を引きずる音、何かが床に落ちる音、ケンカの声、話し声、
玄関を開閉する音と続きます。
また、住宅の騒音が原因で引っ越しをしたことがあるか?という質問には、
17.2%が「ある」と答えたそうです。
騒音に耐えられなくて引っ越したのか、音がうるさいと隣人から苦情を激しく
言われ引っ越したのか、その辺についての説明はありませんでしたが、
この数字が住宅の騒音問題の深刻さを表している、と記事には書かれて
いました。

韓国は日本より騒音に寛容(騒音と感じない?)だという印象があります。
車内通話も当たり前。
一応、バスの車内などでは、車内通話はご遠慮くださいという放送がかかって
いたようななかったような記憶はありますが……
語学堂に通っていたとき、ある先生が車内通話について、
「周囲の人への迷惑云々より、とにかく電話がかかってきたらすぐに出ないと、
かけてきた相手に失礼」
「商談などビジネスチャンスかもしれない電話なのに、出なかったらせっかくの
仕事を逃してしまうかもしれない」
と話していました。
また、「日本の車内はなんであんなに静かなの!?」という先生も複数。

授業中そういうふうに聞いていたこともあって、日本ほど騒音にはきびしくない
のだろう、と思っていました。
が、ソウル滞在中、住宅の騒音に関する記事の多かったこと。
公共の場の音と住宅騒音は、別?
特集を組んでいる新聞もありました。
ソウル滞在中に書いたブログ記事でも取り上げましたが、住宅の騒音トラブル
が原因の事件もあります。
韓国の都市部は高層の共同住宅も多いですから、騒音トラブルはどうしても
避けられないのでしょう。

もしかしたら韓国の共同住宅は、階と階の厚さが、日本よりも薄いかもしれま
せん。きちんと測ったわけではないので、あくまでも個人的な感覚から言って
いるだけですが。地震が頻繁な日本とは、建築物に関する基準が違うのかな?
ソウルのマンションに住んでいたとき、上階の足音、ピアノ、お隣のワンちゃんの
吠える声、その他様々な音がはっきりと聞こえてきました。
それに比べ、今住んでいる大阪のマンションの、何と静かなこと!
上下に住人がいるにもかかわらず、人が住んでいるとは、
あまり感じないほどです。

にもかかわらず、最近うちのマンションでは、騒音に関する貼り紙が出され
ました。
走り回る音(特にお子さんの)、ハイヒールやブーツで歩く音、玄関の開閉音
(特に大きな音)、早朝夜中の洗濯機使用(特に脱水機の音)、網戸を頻繁に
開閉する音(特にお子さんが遊ぶときの)、楽器……
私にとっては、とても静かで全然気にならないのですが。
たまたま私が住んでいる階が静かなのかもしれないけれど、それにしても、
あまりにも細かいのにびっくりしました。
子どものいる家庭と、仕事の関係で早朝や深夜に出入りする家庭は住むな
ということかな!?と、あまりにも神経質なのにはまいってしまいます。
今までいくつかのマンションに住んだけれど、音に対してこんなにうるさいのは
初めて。高齢者が多いから余計にこうなるのかもしれませんが、窮屈ですね。
最近、近所に保育園や公園の建設計画があると反対運動が起こることがある
みたいですが、ずいぶん不寛容になったなあとさびしい気持ちです。
私の実家の裏は小学校。うるさくないといえばうそになるけれど、学校が
なくなってしまったらいいと思ったこともないです。
元気な子どもたちの声が聞こえてきて、人が生きているという実感もありました
し。まあ、この辺は人によって感覚は違いますが、それにしても、さびしい世の中
になりました。
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プロフィール

はこ

Author:はこ
2011年3月~2014年3月の3年間韓国で生活。韓国滞在中の2013年2月に「もっともっと韓国」開始、完全帰国後も大阪からしばらくの間韓国情報を中心に発信してきました。が、帰国後日本、中国語文化圏の情報が増えたこともあり、タイトルを「もっともっとアジア」にしました。より多様な内容で進めていきますので、今後ともよろしくお願いします!
拙著『不思議がいっぱい韓国』もよろしくお願いします!

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