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原発に囲まれている朝鮮半島

2015年1月28日の毎日新聞に、原発関連の気になる記事が載りました。

そこが聞きたい[中国の原発増設政策]
中国原子力産業協会理事長へのインタビュー記事です。
私は、「100基以上」にも現実味、という見出しを見て、韓国紙で見たある記事を
思い出しました。

それは、2011年4月5日の東亜日報。
中-日 原発(韓国語をそのまま漢字で表記すると「原電」) 20年後には297基…
朝鮮半島(韓半島)「Ring of Nuclear」に包囲される、というもので、朝鮮半島が
原発に囲まれている大きな地図も載っていました。
ソウルに引っ越したばかりで、まだ韓国紙を読むのにはしんどいレベルでしたが、
この地図が私にとってとても衝撃的で、辞書を引きながら何日もかけて読んだので、
記事のことはよく覚えています。

2015年2月5日撮影 2011年4月5日東亜日報 原発地図

記事には、中国の原発はなぜおそろしいか?について書かれていました。

中国は原発利用の経験が浅い。
そのため、韓国は、中国の原発の安全性について、懐疑的である。

(原発に限らず)中国は情報公開がなされない傾向にある。
事故が発生しても、事実を隠ぺいするのではないか?

万が一中国の原発で事故が発生したら、放射能は風に乗って韓国を直撃する。

どれもうなずきながら読んだのですが、特に最後の部分は印象的です。
韓国が中国と距離的に近いのだ、ということを実感させられた最初の出来事
でした。

20年後には、中-日で原発297基という数字に信頼性があるのかどうかは、
私にはわかりません。
が、中国で原発が増えているのは確かです。
冒頭に書いた毎日新聞の記事によると、中国の稼働中の原発は、2014年12月15日
現在で、21基。2011年4月5日の東亜日報の記事では13基と書かれていたので、
これらの数字からも増えていることがわかります。

韓国は、韓国自身の原発にも様々な問題を抱えていますが、距離的に近い中国や
日本の原発の存在が大きな問題なのだということを、4年前の切り抜きを取り出して
みて、改めて思います。
でもそれは、お互い様ですよね。
日中韓共に、どこかで何かが起きれば、被害は国境を越えます。
放射能だけでなく、PM2.5や黄砂にしてもそう。
専門家などの間では、交流、研究がされているようですが、一般の人たちも、
そのことをもっと考えていくようになっていくといいなあと思います。
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プロフィール

はこ

Author:はこ
2011年3月~2014年3月の3年間韓国で生活。韓国滞在中の2013年2月に「もっともっと韓国」開始、完全帰国後も大阪からしばらくの間韓国情報を中心に発信してきました。が、帰国後日本、中国語文化圏の情報が増えたこともあり、タイトルを「もっともっとアジア」にしました。より多様な内容で進めていきますので、今後ともよろしくお願いします!
拙著『不思議がいっぱい韓国』もよろしくお願いします!

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