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ソウルで開催中の美術展 澗松美術館 姜世晃(カンセファン)生誕300年を記念して

今、ソウルの城北区にある간송미술관(澗松美術館 カンソンミスルクァン)で、展覧会
표암과 조선남종화파전(豹菴と朝鮮南宗画派展)
が開かれています。

2013年5月15日 澗松1

澗松美術館は、日本の植民地時代、朝鮮美術や文化財を収集、保存し
研究に尽くした전형필(全瑩弼 ジョンヒョンピル)氏のコレクションを展示する
私設美術館。
「澗松」は、彼の雅号からつけられました。
写真は、全瑩弼氏の像です。

2013年5月15日 澗松4

澗松美術館は、김홍도(金弘道 キムホンド)や신윤복(申潤福 シンユンボク)の
風俗画など、韓国に関心をもつ人ならおなじみの人物の作品をはじめ、
国宝、文化財などを所蔵。
所蔵品は「国民の宝」、私立美術館ですが、入場無料です。
春秋の各15日間(だいたい5、10月)のみ一般公開され、多くの人が訪れます。
私は昨日、10時40分ごろ行ったのですが、すでに列ができていました(写真)。
5分待ちで入れましたが、以前土曜の昼ごろ行ったときは、3時間待ち!

2013年5月15日 澗松2

ここを訪れるのは、5回目。
その度に思うのですが、建物の老朽化がすすみ、狭いし、
窓はカーテンがかかっているものの、展示品には日が当たっていて、大丈夫かな?と。
展示ケースもとても古く、情緒があるといえばあるのですが、
作品に近づいて見ようとすると、古いガラスのためか、作品が歪んで見えます。
建て直すんだったか、新しい美術館を作るような記事も目にした記憶があるのですが、
これからどうなるのでしょうか?
いい作品を所蔵しているだけに、気になります。

でも、ここの庭にはいろんな花も咲いているし、行くと気持ちがいいですよ。

2013年5月15日 澗松3


さて、今回の展示品ですが、展覧会タイトル中の「豹菴」は雅号で、
朝鮮時代の文人画家、강세황(姜世晃 カンセファン)(1713~91)のこと。
美術に関心のある人は、この名前をどこかで目にしたことがあるでしょう。
西洋画より東洋画が好きな私も、日本の美術館で作品を見たような気がします。
この姜世晃の作品18点を含め、姜世晃より少し前の世代の画家や、
姜世晃から影響を受けた金弘道、申潤福など、20余人の作品約70点が
展示されています。

今年は、姜世晃生誕300周年。それを祝っての展示ですが、
来月末から国立中央博物館でも、姜世晃の作品が展示されます。
韓国の新聞を見ていると、こちらの展示の方が、期待されているような感じですね。
国立中央博物館の展示案内、姜世晃についての簡単な紹介も、近いうちにアップします。

写真は、澗松美術館のカタログより、姜世晃の作品です。

2013年5月16日 澗松図録

澗松美術館春の展示は、2013年5月26日(日曜)まで。
10:00~18:00
可能であれば、平日の午前中に行くのがおすすめです。








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ぱんだパパもんも、画伯になります。雅号は「笹葉」です。

  • posted by ぱんだパパもん 
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  • 2013.05/18 13:46分 
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  • 2014.02/20 10:23分 
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  • 2014.02/25 00:18分 
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はこ

Author:はこ
2011年3月~2014年3月の3年間韓国で生活。韓国滞在中の2013年2月に「もっともっと韓国」開始、完全帰国後も大阪からしばらくの間韓国情報を中心に発信してきました。が、帰国後日本、中国語文化圏の情報が増えたこともあり、タイトルを「もっともっとアジア」にしました。より多様な内容で進めていきますので、今後ともよろしくお願いします!
拙著『不思議がいっぱい韓国』もよろしくお願いします!

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