Entries

京畿道議政府市 マンション火災の報道を見て思い出したこと

先週土曜日の1月10日、京畿道議政府市のマンションで火災が起きました。
日本の新聞やテレビでも報道されました。
1月11日毎日新聞朝刊によると、死者4人、120人が重軽傷を負ったとのことです。

この火災は、昨春までソウルのマンションに住んでいた私にとって、
決して対岸の火事ではありません。
報道を見て思い出したのは、「もし火災が発生したら、どうやって逃げたらいいん
だろう?」と、住んでいる間不安になっていたことです。

私が住んでいたソウルのマンションは、ベランダがありませんでした。
韓国では、おそらく多くのマンションにベランダがないと思われます。
一応、各階に非常階段らしきものはあったものの、玄関を出ずに逃げる経路がなく、
万が一のとき、どうしたら? 11階だから飛び降りるわけにもいかないし……
と思っていました。
今住んでいる大阪のマンションは、ベランダに避難梯子があるので、どうしても
それと比べてしまう。
ベランダもなく自室から直接外に逃げられないことの恐ろしさを、改めて感じます。

火災報知器は、各部屋に付いていました。
定期点検も来ました。
ただ、ずっと「これでいいのかな?」と思っていたことがあります。
いつも、キッチンしか点検しなかったのです。
検査に来た人に、「他の部屋は点検しなくていいんですか?」と尋ねたところ、
キッチンだけでいいんだと。
定期点検のお知らせはマンション内に貼り出されるのですが、
ずっと家で待っていたのに来なかったこともあります。

日本のマンションで、定期点検の際は必ず全室確認するのを、面倒くさいなあ~と
思っていました。が、今回の火災のニュースを見て、安全管理に関しては、
きちんと行うことが必要だと感じました。

私が住んでいたマンションの話であり、他のマンションではもっときちんと点検して
いるかもしれません。
が、今回火災の起きたマンションでは、スプリンクラーが設置されていなかった
とのこと(毎日新聞)。
また、韓国の노컷 뉴스(nocut news)によると、「火災が発生したのに非常ベルが
作動しなかった」と住民が話しているそうです。
私が住んでいたマンションは、まだいいほうだったのかも、と思ってしまいました。

火災は起きないのが一番ですが、もし起きてしまった場合、被害を最小限にとどめ
られるよう、住居の安全管理をぜひ強化してもらいたい、と思います。
高層マンションはもちろんですが、古い一軒家が密集している地域も、
消防車も入れないような狭い道しかないので、とても心配です。
セウォル号沈没事故以来、韓国の事故報道が日本でも増えました。
韓国は経済的には急速に発展したのに、安全面ではこんなに遅れている、
というふうに、意地悪く見る方向のみに行ってしまうことは決して望みません。
が、安全管理をもっとしっかりしたほうが……ということは、住んでみて感じたこと
ではあります。改善されることを願っています。

スポンサーサイト

Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

ご案内

プロフィール

はこ

Author:はこ
2011年3月~2014年3月の3年間韓国で生活。韓国滞在中の2013年2月に「もっともっと韓国」開始、完全帰国後も大阪からしばらくの間韓国情報を中心に発信してきました。が、帰国後日本、中国語文化圏の情報が増えたこともあり、タイトルを「もっともっとアジア」にしました。より多様な内容で進めていきますので、今後ともよろしくお願いします!
拙著『不思議がいっぱい韓国』もよろしくお願いします!

最新記事

右サイドメニュー

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR