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朝鮮人陶工ゆかりの地へ 佐賀・有田

今月初のソウル旅行関係の話、まだあるんですが、先週1泊2日で有田・伊万里に
行ってきたので、ちょっとそのときのことを。
今日は、有田です。

有田は、2回目。1回目は、有田中心の旅というよりは、吉野ヶ里遺跡とか、初めての
佐賀県で行きたかった場所がいろいろあり、気になっていた陶山神社などには
そのとき行けませんでした。
今回は、1泊2日という短い時間、朝鮮人陶工ゆかりの場所を優先的に巡りました。
最も参考にしたのは、ブログで何度か登場している兪弘濬著・『私の文化遺産
踏査記日本編Ⅰ九州』です。

深く調べれば実に様々なことがあるけれど、今回は、訪れた場所を軽く紹介する、
という感じです。
『踏査記』に出ている場所、全てを回ることはできませんでしたが、主な場所は
何とか訪れました。ネットの地元発信の詳しい情報にはだいたい載っている場所
ばかりですが、書店で売っているごく一般的なガイドブックには、載っていない場所も
少なくありません。
朝鮮半島ゆかりの地に関心のある方の、少しでも参考になれば幸いです。

有田を回るにあたって、困ったのが交通手段。有田駅から一番遠い泉山磁石場
まで、まずタクシーで行き、歩きながら目的地を回ろうか、と考えたのですが、
駅にレンタサイクルがあったので、そこで自転車を借りました。
普通タイプで、一日300円。電動もありますが(もう少し高い)、この日はぜんぶ
貸し出されたということでした。私はもともと電動は好きじゃないので、影響
なかったですが、アップダウンも結構あるので、電動だと楽かもしれません。

まず行ったのが、天狗谷窯跡

2014年9月14日 天狗谷窯跡

日本で初めて磁器が焼かれた窯の一つとされています。
山の斜面に沿ってつくられた登り窯で、幅3~8m、長さ50m以上あったと
みられているそうです。
ここは、道路のちょっと奥にあり、気をつけていないと通り過ぎてしまいそう。
こういう案内が出ているので、気をつけながら行くといいでしょう。

2014年9月14日 天狗谷窯跡入口 標識

天狗谷窯跡をもうしばらく進むと、陶祖李参平のお墓があります。

2014年9月14日 陶祖李参平墓

お墓で手を合わせた後、来た道を戻り、陶祖李参平が祀られている
陶山神社へ。

2014年9月14日 陶山神社

朝鮮半島出身の陶工が神様として祀られているなんて、難しい問題が山積みの今、
すごいことだな、と思います。
その李参平の碑・陶祖李参平碑が、神社奥の坂道をしばらく上るとあります。

2014年9月14日 陶祖李参平碑

ここは、眺めもよかったです。

2014年9月14日 陶祖李参平碑からの眺め

碑の前では、韓国式のお参りをする人の姿がありました。
子孫とか、関係者でしょうか。

自転車をとめてあった駐車場に戻り、泉山磁石場へ向かいました。
(後でわかったのですが、碑のある所からさらに奥に歩いていくと、この磁石場に
出るみたいです)
有田焼の原料となる陶石の採掘場で、1616年(元和2年)李参平によって発見された
そうです。国指定史跡になっています。

2014年9月14日 泉山磁石場

訪れたとき、ちょうど何かの番組の収録をしているような人たちがいました。
日本語が主でしたが、通訳らしき人が韓国語に訳していたので、韓国で放送されるん
でしょうか。
陶磁器好きでも、関心がないと来ないような場所ですが、韓国人にとっては、
とても大事な場所なんだろうなあ、と思いました。

磁石場近くには、こんな神社も。

2014年9月14日 石場神社 高麗神社 案内板

2014年9月14日 李参平像

ちょっと読みづらいですが「高麗神」と刻まれています。

2014年9月14日 高麗神

正午ごろ有田に着き、上記の場所を自転車で回り、石場神社を見学した後ちょっと
有田焼のお店に寄って、有田駅に戻ったのが17時少し前。
「ゆかりの地」に限れば、だいたい半日あれば回れます。
今回書かなかったけど、途中資料館にも一つ寄っています。
それについては、参考資料など読んだ上で、また後日書きたいと思います。

今回困ったのは、実は食事でした。昼食を食べ損ね……
夫がコンビニで買ったおにぎりで、なんとかしのぎました。
(こういう所では、コンビニを探すのも至難の技!?)
有田駅を出てすぐ、鰻のいいにおいが食堂からしていたんですけど、とにかく
目的地に行くのが優先で。ガイドブックに出ていた、陶山神社近くのお店を
あてにしていたんですけど、やっていなくて。
特急列車の中で食べておけばよかった、と、すきっ腹で自転車をこぎ苦しい
思いをした私は、後悔したのでした。

参考:有田観光協会
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プロフィール

はこ

Author:はこ
2011年3月~2014年3月の3年間韓国で生活。韓国滞在中の2013年2月に「もっともっと韓国」開始、完全帰国後も大阪からしばらくの間韓国情報を中心に発信してきました。が、帰国後日本、中国語文化圏の情報が増えたこともあり、タイトルを「もっともっとアジア」にしました。より多様な内容で進めていきますので、今後ともよろしくお願いします!
拙著『不思議がいっぱい韓国』もよろしくお願いします!

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