Entries

韓国地方旅行の思い出 江陵(カンヌン)・束草(ソクチョ) きれいな海&幻の冷麺

江原道江陵、束草も、思い出深い場所です。
初めて訪れたのは2006年、日本から冬に旅行で。
当時は、ソウルから束草まで、バスで片道4時間ぐらいかかりました。
でも、ソウルに住んでいたときは、トンネルができて3時間弱で行けるようになり、
だいぶ行きやすくなりました。2011年秋の延世大語学堂卒業旅行で江陵、束草
方面に行ったとき、移動時間が短くなっていて驚いたものです。
道中トンネル、トンネルの連続で、車窓風景はそんなに楽しめませんが、バスから
「38」と大きく書かれた看板を途中見ると、位置というものを実感します。

江陵も束草も見どころは多いのですが、それはガイドブックなどにお任せして、
印象の強かったことを。

江陵で私が好きなのは、何と言ってもきれいな海。
語学堂の卒業旅行で行ったときは快晴で、明るいブルーの海でした。
砂浜もきれいで、海と砂浜の写真だけ見せられたら、「沖縄だよ」と言われても
信じてしまいそうなくらい。
美しい海の風景は日本でも楽しめますが、韓国で見てみるというのもまたいいもの
です。

写真は、2012年6月鏡浦海水浴場。このときは曇りでした。
2012年6月24日 江陵 鏡浦海水浴場 1 2012年6月24日 江陵 鏡浦海水浴場 2

束草での楽しみは、展望台からの眺めと、アバイマウル。
どちらも、高速バスターミナルから徒歩で行けます。
地方旅行での悩みの種は、交通手段。住み慣れたソウルと違い、地理もわから
ないし、タクシーに乗ればいいにしても、やっぱり不安。
その点、束草では、現地に到着してから道もわかりやすく、徒歩だけで観光できる
ので、ありがたいですね。ソウルには何度も行ったけど、地方は一度も、という人も
案外多いよう。ちょっと地方の雰囲気を味わってみたい人、おすすめです。
2012年秋に訪れたときの話を―

展望台に向かう途中の道路標識が印象的でした。
ロシア語の表記があったのです。ここの「位置」というものを感じますね。
ただ、ロシア行の船が出る国際旅客ターミナルは、閉鎖されていました。
船会社がつぶれたんでしょうか?
そんなことも考えながら、展望台へ行くと、すばらしい眺望が待っていますよ。
韓国南部の海を見るのとは、また違った味わいです。

2012年9月7日 束草 ロシア語の標識

2012年9月7日 束草 灯台 2012年9月7日 束草 灯台より海を臨む

この旅で一番行きたかったのは、アバイマウル
アバイは北朝鮮の方言でおじさん、おじいさん、マウルは村という意味です。
朝鮮戦争のとき、北からの避難民が住み着いて、こう呼ばれるようになったそうです。
もうだいぶ前のドラマですが、アバイマウルは『秋の童話』のロケ地。
ドラマの古~い看板が、今でも残っています。
ドラマでも登場する渡し舟「ケッペ」も健在です。ただ、今は橋で行き来できるので、
ケッペに乗っているのは、ほとんど観光客でした。

2012年9月7日 束草 アバイマウル 秋の童話 2012年9月7日 束草 アバイマウル ケッペ

さて、アバイマウルにどうしても行きたかったのは、ここの名物・冷麺とオジンオ
(イカのこと)スンデが食べたかったからです。

オジンオスンデ
2012年9月7日 束草 アバイマウル オジンオスンデ

2006年に訪れたとき食べた味が忘れられなくて……そのころは、「韓国旅行で
一番美味しかったのは?」と聞かれるたびに、アバイマウルの冷麺とオジンオ
スンデを挙げていたほど。それくらい気に入っていました。
ところが、町の様子が以前とは様変わりしていました。夫が店の名前を覚えていた
ので、以前入った食堂にも何とかたどり着いたのですが、昔は小さく、傾いた床の
ボロい食堂だったのに、今は建て替えられ大きく立派な建物に。
それでも、昔の味に再会できれば、と密かに期待したのだけれど……
あのさわやかで上品な味はどこへ行っちゃったの!?というくらい冷麺は味が落ち、
甘ったるい食べやすいただの冷麺になっていました。
オジンオスンデがまあまあだったので、ちょっと救われましたが。
もしかしたら、味は以前と変わっていないのかもしれません。
私の記憶の中で、初めて食べたときの味が美化されたのかもしれないし、或いは
韓国に暮らすようになり、味に厳しくなっただけかもしれません。
イヤ、でもそんなことはない、もっとおいしかった、と思ったり。

知人からも、アバイマウルはだいぶ変わっちゃって、行ったらがっかりだよ、と聞い
てはいました。実際、冷麺の味だけでなく、やたらとテレビで取り上げられたことを
宣伝している店ばかりで、どこを見ても芸能人の写真と派手な文字の羅列。
それが景観を損ねているようでがっかり。
そのおかげで客が増え、田舎町がもうけているのなら、一旅行者が安易に批判
できないのかもしれませんが、それにしても安っぽい看板が溢れているのは、
長期的に見てマイナスかなあ、と思います。

また行ってみたいけど、もし行って、ますますケバケバしい看板が増えていたら、
もう二度と行かなくなっちゃうかも。それがちょっとこわいです。
でも、こんな風景もあるんですよね。
高速バスターミナルからアバイマウルに向かう途中で出会ったネコ。
このネコちゃん、とてもひとなつこくて、後をついてきたんですよ。
犬ならよくあるけど、ネコではちょっとめずらしいかも。
ぶらぶら歩いて移動すると、こういう出会いもあります(^^)

2012年9月7日 束草 海辺のネコ
スポンサーサイト

Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

ご案内

プロフィール

はこ

Author:はこ
2011年3月~2014年3月の3年間韓国で生活。韓国滞在中の2013年2月に「もっともっと韓国」開始、完全帰国後も大阪からしばらくの間韓国情報を中心に発信してきました。が、帰国後日本、中国語文化圏の情報が増えたこともあり、タイトルを「もっともっとアジア」にしました。より多様な内容で進めていきますので、今後ともよろしくお願いします!
拙著『不思議がいっぱい韓国』もよろしくお願いします!

最新記事

右サイドメニュー

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR