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ハンアリの秘密 昔人の知恵

韓国を連想させるもののひとつ、항아리(ハンアリ)。
上下がつぼまり、真ん中がまあるくふくらんだ形の容器のことです。
韓国の民家に置かれているのを見たことがある人も、いるでしょう。
民俗村みたいな観光地でも、見かけますよね。
ハンアリは、味噌、醤油、コチュジャンなどを保管します。
見た目もかわいらしいですが、ハンアリの真ん中がぽっこりふくらんでいるのには、
わけがあります。
2年前の記事ですが、そのわけについて書かれていたので、紹介します。

丸くふくらんでいるため、ハンアリ内の温度を均等に保つことができます。
上から太陽熱、下から地熱がそれぞれふくらんだ部分に当たるので、
熱を均等に受けることができるのです。
もし円筒形なら、そうはいきません。

また、形が丸いので、ハンアリ内の熱が循環します。
そうすると、内部の温度が上がったり下がったりせず、一定に保たれるので、
虫もわきにくくカビの増殖も防いでくれます。
ちょうどいい具合に発酵させることもできます。
窯で焼くときも、丸い方がへこんだりゆがんだりしにくいという利点もあるそうです。

かわいらしく見せるためなんて思ってたので、ちょっと恥ずかしい(^_^;)

また記事によると、高麗時代の難破船から見つかったハンアリには、
容量170リットルという大変大きなものがありました。
船内の一番安定した所に置かれており、飲料水を入れていたのではないか、
と考えられています。
他のハンアリは、容量18リットル、10リットル、4リットルと3種類に分かれていて、
規格を決め作られていたことがわかります。
ハンアリから韓国の歴史を垣間見るのも、面白そうですね。

参考記事 : 2012年2月20日朝鮮日報、同5月9日東亜日報

写真は、私がソウルに住んでいたときの、近所の民家です。
古い町並みが残るあたりを、よく散策しました。

2012年7月1日 ハンアリのある風景
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はこ

Author:はこ
2011年3月~2014年3月の3年間韓国で生活。韓国滞在中の2013年2月に「もっともっと韓国」開始、完全帰国後も大阪からしばらくの間韓国情報を中心に発信してきました。が、帰国後日本、中国語文化圏の情報が増えたこともあり、タイトルを「もっともっとアジア」にしました。より多様な内容で進めていきますので、今後ともよろしくお願いします!
拙著『不思議がいっぱい韓国』もよろしくお願いします!

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