FC2ブログ

Entries

戦争の爪痕がのこる 鉄原労働党舎

先日、江原道鉄原(チョロン)に行ってきました。
鉄原のあるお寺に、親しい僧侶がいるので、会いに行ったのですが、
帰りにお寺の方で車を出してくれて、バスターミナルに行く前、
노동당사(労働党舎 ノドンタンサ)に案内してもらいました。

2014年1月12日 鉄原労働党舎 前景

鉄原の観光地図に載っている紹介文によれば、
この労働党舎は第二次世界大戦後、北が共産独裁政権の強化と、
住民の統制を目的に建設。
朝鮮戦争が起きるまで、朝鮮労働党の鉄原郡党舎として使われたものだそうです。
(紹介文には、「悪名高き」場所と書かれています)
朝鮮戦争の爪痕がのこるこの建物は、2002年登録文化財に指定されました。
現在、DMZ(非武装地帯)観光コースの中のひとつとなっています。

鉄原は、朝鮮半島を横断する軍事境界線の中央部に位置します。
今は、韓国の北端にある田舎町という感じもしますが、
古くから軍事的、地理的に見ても朝鮮半島の要衝でした。
今も、「軍事」という面から見れば、あちこちに兵士がいて、
歩いていても、なんとなく緊張します。
写真撮影にも、気を遣いますね。
鉄原はまた、穀倉地帯としても有名です。
鉄原のお米はおいしいので、私もよく買っています。

要衝でもあり、お米の産地でもある鉄原は、朝鮮戦争の激戦地。
多くの犠牲者を出しました。
生き残った人たちの中でも、北から来た人は、分断で家に帰れなくなり、
北の身内の消息もつかめないまま。
もちろん、その逆パターンもあるでしょう。

労働党舎に残された、多数の銃痕。
これを見るだけで、「戦争はいやだ」と痛感します。

2014年1月12日 鉄原労働党舎 部分1

2014年1月12日 鉄原労働党舎 部分2

2014年1月12日 鉄原労働党舎 部分3

2014年1月12日 鉄原労働党舎 部分4

2014年1月12日 鉄原労働党舎 部分5

2014年1月12日 鉄原労働党舎 部分6

鉄原を訪れるのは、2回目。
前回は、白馬高地には行ったのですが、
労働党舎は時間的に難しく、あきらめました。
今回行ってみて、やはり一度は訪れるべき場所、と思いました。





スポンサーサイト



Comment

 

むかしは鉄原から金剛山まで鉄道ものびていました。早く分断が解消され、南北、自由に往来できる日が来ればいいのに。🐼
  • posted by ぱんだパパもん 
  • URL 
  • 2014.01/24 00:56分 
  • [Edit]
  • [Res]

NoTitle 

板門店は行ったことあるんですが、ここは知りませんでした。こういう施設を残しておくことは大切ですね。鉄原は手付かずの自然も残っていると聞きました。憧れの場所です。春よ、早く来い!
  • posted by ぱっちゅく 
  • URL 
  • 2014.01/24 18:27分 
  • [Edit]
  • [Res]

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

ご案内

プロフィール

はこ

Author:はこ
2011年3月~2014年3月の3年間韓国で生活。韓国滞在中の2013年2月に「もっともっと韓国」開始、完全帰国後も大阪からしばらくの間韓国情報を中心に発信してきました。が、帰国後日本、中国語文化圏の情報が増えたこともあり、タイトルを「もっともっとアジア」にしました。より多様な内容で進めていきますので、今後ともよろしくお願いします!
拙著『不思議がいっぱい韓国』もよろしくお願いします!

最新記事

右サイドメニュー

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR