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起業 日中韓それぞれの見方

“창업은 위험”한국73%,일본55%,중국41%
(창업=創業、위험=危険、한국=韓国、일본=日本、중국=中国)
2013年12月5日、中央日報の別刷紙・Business&moneyの見出しです。
面白そうだなと思い、読んでみました。
(「창업=創業」は、日本語では「起業」の方がよりふさわしいかと思い、
文中では「起業」と書くことにします)

한국과학창의재단(韓国科学創意財団)が、
日中韓の成人各1,000人、計3,000人を対象に、
창의 인식 비교 조사(創意認識比較調査)を先月実施。
記事は、この調査結果が今月4日発表されたのをもとに書かれました。

記事によると、韓国は、起業の失敗への恐怖感や、
起業への否定的な見方が相対的に強い傾向にあることが、明らかになりました。
調査結果のうち、自分が興味深いと感じた項目を挙げます。

「起業は望ましくない。起業は慎重に考えるべきだ」と思う割合は、
日本55.0%、中国40.8%、韓国72.6%

「起業は挑戦する価値がある」
日本8.2%、中国29.6%、韓国4.9%

「起業は、アイデアがあれば容易に始められる」
日本27.1%、中国51.2%、韓国19.7%

「起業に失敗しても、挑戦したという行為については高く評価される」
日本24.4%、中国43.3%、韓国23.1%

「(社会が)失敗に寛大で、再挑戦しやすい」
日本17.0%、中国37.0%、韓国16.1%

中国が起業に肯定的な傾向が、よくわかりますね。
日韓は似たりよったりですが。
それでも、日本は韓国よりは起業には肯定的かな、と、この数字から感じます。
記事によると、韓国ではだいたいに、社会の起業家への視線が冷たいと。
以前他の記事に、青年実業家のインタビューが出ていたんですが、
自分で会社を始めたのは、大企業に入社できなかったからしかたなく、
と見られがちなのが残念だ、と書かれていました。
その類の話は、韓国に住んでいて知り合いからも時々聞かされます。
また記事には、韓国では、一度事業に失敗すると、本人が「人生の落伍者」
という烙印を押されるのはもちろん、連帯保証人など周りも大変な目に遭う、
だから敗者復活が非常に困難だと。それなら最初からやらない方がいいと。
失敗で大変な思いをするのは、どこの国でも同じだと思うんですが、
それでも、心理的な面や制度的な面で、韓国社会はより厳しいのでしょうか。
起業をバックアップする社会のしくみの違いまでは、私にはわからないので
なんとも言えないのですが、それでも、考え方の違いはあるよなあ、と感じます。

韓国は海外への移民も多いし、社会の変化も激しい。
躍動的、エネルギッシュ、行動に移すのがはやい、という印象が私にはあります。
そういう傾向からすると、起業が肯定的にとらえられてもよさそうなんですが。
社員が家族だけの小さな会社でも、「私が社長!」と堂々としている
中国系の人と、韓国の人はなんか違うなあ、と感じます。
もちろん、人によるんですけどね。
私は、仕事や付き合いなど、中国語文化圏での経験の方が長いんですが、
韓国に暮らしていて、ときに息苦しさを感じるのは、
この「起業」に対する認識の差もあるのかなあ、と思ったりもします。

写真は、11月明洞周辺にて

2013年11月16日 明洞周辺



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Comment

 

就職人気も、サムスン、現代など財閥に偏りすぎです。起業精神旺盛なひとは、みんな外国に行っちゃうのかな?🐼
  • posted by ぱんだパパもん 
  • URL 
  • 2013.12/17 13:55分 
  • [Edit]
  • [Res]

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プロフィール

はこ

Author:はこ
2011年3月~2014年3月の3年間韓国で生活。韓国滞在中の2013年2月に「もっともっと韓国」開始、完全帰国後も大阪からしばらくの間韓国情報を中心に発信してきました。が、帰国後日本、中国語文化圏の情報が増えたこともあり、タイトルを「もっともっとアジア」にしました。より多様な内容で進めていきますので、今後ともよろしくお願いします!
拙著『不思議がいっぱい韓国』もよろしくお願いします!

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