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韓国の「正統」中国料理

韓国で結構目にする「正統中国料理」の看板。
時々うちの玄関に置かれる中華屋の出前メニューにも、「正統中国料理」
と書かれています。

ソウルに引越す前、何度か韓国に来たことはあります。
が、旅行だったので、韓国でわざわざ中華料理を食べようという発想は
ありませんでした。
でも、暮らすとなると、和食はもちろん中華や洋食が食べたくなります。
「正統」中華と書いてあるし、韓国は中国と近いし、きっと日本で食べるより
本格的な中華が食べられるんだろうな、と期待していました。
ところが……

日本化した中華よりもっと、韓国の中華は本場のものとは距離が離れていました。
何度か食べての結論は、「中華ではなく、韓国料理」。
「正統」というのは、「本場」に近いということではなく、
「正統な韓国的中華」なんだ、と。
韓国に住んだことのある人は、きっとご存知だと思いますが、こんな感じです。
うちによく届けられる、出前メニューの一部を撮ったものです。

2013年11月17日 中華 宅配 メニュー1

2013年11月17日 中華 宅配 メニュー2

この赤い色\(◎o◎)/!
中華の赤じゃなくて、韓国料理の赤でしょう。
日本人が考える中華とは違いますよね(^_^;)

もちろん、本場に近い味の料理を出す店もあります。
うちの近所にわりと新しくできた店も、そうでした。
最初に行ったとき、「本場のに近いなあ。ここならおいしい中華が食べられる!」
と喜んだのです。
が、先日行ったときは、メニューも変わり、「正統」中華に味も変わっていました。
この間、店の前に出ていた看板です。

2013年11月17日 中華料理 樹

最初に行ったとき、お客さんはまばら。
でもこの間行ったときは、結構にぎわっていました。
どちらも同じく週末でしたが。
韓国的中華路線に変更したからなんでしょうかね?
私には、正直おいしくないんですが、
韓国の人にとっては、この韓国的中華が、やはり口に合うんでしょうかね!?
もっとも日本の中華だって、中国人に言わせれば、
「あれは中華じゃなくて、和食」なんでしょうけど。

それでも本場の味に近い中華を食べたい私たちは、ソウル在住の中国人紹介の、
景福宮近くにある火鍋屋に行きました。
久々に嗅いだ、山椒のにおい。
韓国の中華屋で山椒のにおいがするなんて、あまりないような気がします。
山椒は大好きなので、うれしかったです。

2013年11月15日 火鍋

沸騰する前に撮っちゃったので、あまりおいしそうに見えないですね、
スミマセン。
この店では、たれなども、まあまあの味のものが出てきました。


韓国で何度か中華を食べ、食材の違いで感じたことがいくつかあります。
(といっても、中華自体様々な系統があるので、
ここでいうのは広東料理や上海料理より、北の中華です)
八角、山椒はあまり使われない。
黒酢もあまり使われない。だから、酸っぱくない。
そして、香菜(コリアンダー)は、頼まないと出てこないです。
これは、タイ料理やベトナム料理店でもそう。
香菜の代わりに、刻みネギが出てくることも。
店の人にたずねたら、韓国人は香菜を嫌う人が少なくないからだそう。
そういえば、日本人も、香菜が苦手な人、いますよね。
くせがありますもんね。
私は香菜が好きで、これがないと中華や東南アジア料理は食べた気がしないので、
韓国でも店員さんに頼んで、香菜を出してもらいます。
ただ、気のせいか、あまり香菜の味がしないんですけどね。実は別の野菜?


それにしても、なぜ本場の中華が普及しないんでしょう?
いくら口に合わない、と言っても、こんなに中国と近いのに……
でももしかしたら、近すぎるがゆえに、本格的な中華が却って浸透しないのかも、
と思ったりもします。
本格的な中華が広まったら、ここは中国になってしまいますから。

おいしい中華を、心ゆくまで食べたいです。



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ぱんだ、という名前の中華料理屋もソウルにあります。韓国でも、中国といえば、ぱんだ⁈🐼日中韓共通。
  • posted by ぱんだパパもん 
  • URL 
  • 2013.11/22 00:52分 
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プロフィール

はこ

Author:はこ
2011年3月~2014年3月の3年間韓国で生活。韓国滞在中の2013年2月に「もっともっと韓国」開始、完全帰国後も大阪からしばらくの間韓国情報を中心に発信してきました。が、帰国後日本、中国語文化圏の情報が増えたこともあり、タイトルを「もっともっとアジア」にしました。より多様な内容で進めていきますので、今後ともよろしくお願いします!
拙著『不思議がいっぱい韓国』もよろしくお願いします!

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