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苦戦する海鮮食堂

放射能汚染水問題で、日本の海産物に対し韓国でほとんど拒絶反応状態なのは、
日本でも何度も報道されていると思います。
ソウルに住む私も、この問題についての韓国報道は、イヤというほど見ました。

ある韓国人から聞いた話ですが、海産物の中でも特にマグロ料理のお店が気の毒だと。
もともと繁盛していた店が、今はガラガラで、自分たちの他に客が全くいなかったと
言っていました。

タラ鍋で有名な店が、うちの近所にあります。
この店の看板の変化からも、魚料理の店が敬遠されていることがわかります。
今日撮った写真です。

2013年10月17日 近所のタラ鍋屋1 2013年10月17日 近所のタラ鍋屋4

左の写真は、店の横から撮ったものですが、従来の看板のまま。
赤に白抜きの字は、「タラ(料理)専門」ということ。
ところが、店正面の看板は、「韓食専門」という新しいものに変わっていました。
前はもちろん、店の横の看板と同じタラ料理専門だったんですが。
いつの間に、韓食専門になってしまったんでしょう!?
そこで、店の外に出ているメニューを見てみると……

2013年10月17日 近所のタラ鍋屋3

左側の「大中小」は、鍋料理のサイズを表します。
その左横、白いものを貼って隠してあるところが、もともと「タラ鍋」と
書いてあったんです、確か。
なんてったって、この店の看板メニューですから。
今は、何鍋の店になったんでしょう!?
でも、メニューの右側に、当店のタラは、「国内産」を使用しております、
と書いてあるので(写真下)、タラ鍋屋であることには変わりないのかなあ。
一度入って確かめてみないことには、わかりませんが。
でも、海産物が嫌がられていて、商売あがったりの店も少なくないんだろう
ということは、想像できます。
それは、海鮮食堂はもちろん、魚屋も同じです。
「国内産」でも、済州島の魚はとても苦戦しているようです。

2013年10月17日 近所のタラ鍋屋2

汚染水問題だけでなく、領土問題や歴史認識の諸問題などで、正直つらいなあと
感じることは、少なくないです。
一方で、「北朝鮮に近いし、反日だし、韓国に住んでいて怖くない?」
と、日本人から聞かれる。
……どっちもツライ。板挟みです。
ここで、自分が「だから韓国なんか、大ッキライ!」
と、悪口を書きまくれば少しはスッキリするかもしれません。
でもそしたら、韓国在住の自分がブログを書く意味がなくなります。
盲目的な韓国賛美もキライだから、絶対にしたくありませんが。

放射能についても、領土問題についても、詳しい知識がないので、説得力のある意見を
書くのは、自分には不可能。
ただ、今ここで私が言えるのは、日本も韓国も、相手への乏しい負のイメージが先行、
拡大してしまっていますが、その現状を憂えている人々が、
日韓共に一定数いるということです。
そういう人たちで、今の苦しい状況を乗り越えるため辛抱強くがんばるしかない。
結局は、人と人との地道な交流しかないですね。

海鮮食堂や魚屋の売り上げが、回復しますようーー


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海を挟んで長いお隣同士。ともに相手への思いやりが欠けているかな?心にぱんだを。🐼
  • posted by ぱんだパパもん 
  • URL 
  • 2013.10/18 18:53分 
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プロフィール

はこ

Author:はこ
2011年3月~2014年3月の3年間韓国で生活。韓国滞在中の2013年2月に「もっともっと韓国」開始、完全帰国後も大阪からしばらくの間韓国情報を中心に発信してきました。が、帰国後日本、中国語文化圏の情報が増えたこともあり、タイトルを「もっともっとアジア」にしました。より多様な内容で進めていきますので、今後ともよろしくお願いします!
拙著『不思議がいっぱい韓国』もよろしくお願いします!

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