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韓国 みかんがおいしくなったわけ

二年前、ソウルに引っ越してきたころ。
果物があまりおいしくなくて、果物好きの私はちょっとがっかりしました。
みかんは味が薄いし、いちごは古く柔らかくなりかけのがパックされてるし。
それに、値段も日本と大差なし。
でも、この二年の間でも、果物の味がよくなったなあ~と感じます。
最近は、みかんもいちごも、買うのが楽しみ。
味向上の裏には、農家の努力と工夫がありました。

2013年2月25日の韓国紙・毎日経済新聞。
みかんの産地・済州島を取材し、みかんが甘くなった理由を紹介していました。
それによると、
露地みかん、ハウスみかんが出回る時期の、
すき間である2月ごろ市場に出るみかんは、
従来の露地みかんやハウスみかんより糖度の高い、ハウスみかん。
栽培の秘訣は、一定の時期、わざと水をやらないことにあるそうです。
このみかん、「비가림 귤」(ピカリム キュル 비は雨、가림は遮ること、귤はみかん)と、
スーパーでも書かれて売られています。
従来のハウスみかんと区別するため、以下ピカリムキュルと書きます。

露地みかんは、5月に開花、11月に収穫。
その後、40~60日低温で倉庫に保管後、出荷されます。
一方、ピカリムキュルは、暖かい済州島の外の気温よりハウス内を低温に調節したりして、
ゆっくり育て、2月まで収穫を待ちます。
栽培期間中の7月はじめごろ、糖度を高めるため、ピカリムキュルの実が直径6~7cmになったら、
一定の糖度に達するまで、わざと水をやらないようにします。
水分が不足すると、みかんの木の栄養分が実に集まり、甘くなるんだそうです。
ここが、ポイントなんですね。
一定の糖度に達した後は、出荷にちょうどいい大きさになるまで、
再び水やりしながら育てます。
こうして、従来のみかんより、甘くてジューシーなおいしいみかんのできあがり!

記事によると、一定期間、水分をシャットアウトするだけでなく、
日差しも遮断し育てる農家が増えているとか。
日本にいたときは、おいしいみかんのイメージって、
日差しをたっぷり浴びたみかんだったんですが。
日本でも、同じような農法で育てていたりするんでしょうか?

ピカリムキュルは、従来のみかんより値段は高いですが、
甘くておいしいからかよく売れ、
みかん農家の所得は1.5~4倍増えたそうです。
私も食べてみましたが、なかなかおいしかったですよ。
2013年3月5日 みかん

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ピカリムキュルも、ハルラボンも、済州島の食べものは何でも、おいしいです。でも、ぱんだは、みかん類よりもリンゴが大好きです。
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  • 2013.03/05 16:22分 
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プロフィール

はこ

Author:はこ
2011年3月~2014年3月の3年間韓国で生活。韓国滞在中の2013年2月に「もっともっと韓国」開始、完全帰国後も大阪からしばらくの間韓国情報を中心に発信してきました。が、帰国後日本、中国語文化圏の情報が増えたこともあり、タイトルを「もっともっとアジア」にしました。より多様な内容で進めていきますので、今後ともよろしくお願いします!
拙著『不思議がいっぱい韓国』もよろしくお願いします!

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