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今日から秋夕(チュソク)連休です

韓国は、今日から추석(秋夕 チュソク)の連休です。

最近、何度かチュソクについて触れていますが、「秋夕」は中国由来の漢字語。
この言葉が伝わる前から、陰暦8月15日の中秋節を、韓国の固有語では
한가위」(ハンガウィ)と呼んでいました。
韓国の贈答品コーナーなどでは、こちらの単語をよく見かけます。
写真は、昨日9月17日の朝鮮日報チュソク特集の一面です。

2013年9月17日 朝鮮日報

中国から漢字語が入る前から、固有語が存在していたということは、チュソクは
朝鮮半島のかなり古くからの行事だったんでしょうね。
ここで、中国が先か朝鮮半島が先かを考えるのは、疲れるのでやめときます(^_^;)

今年の陰暦8月15日は、明日9月19日ですが、韓国のカレンダー上では、
今日18日~20日がチュソク連休の祝日です。
土日と合わせると、5連休ですね。
日本も、9月は祝日がありますが、中秋の名月は祝日にはならないので、
カレンダーの赤色の日は、日韓で差があります。
ちょっと比べてみました。
左の日本のカレンダーは、親しい人からの贈り物です。

2013年9月18日 日韓カレンダー9月


私は外国人居住者だし、韓国人男性と結婚したのでもなく、日本人の連れ合いの転勤で
ソウルにいるので、韓国人家庭から見る「チュソク」というのは、実感がありません。
でも、外から見たチュソクについて、印象の強いことは、いくつかあります。

まずは、「ごちそうを作る女性が大変」ということ。
お正月の準備が、大変だけど好きな私(かなり手抜きですが)は、韓国の女性も、
楽しんでチュソクや旧正月の準備をするのだろうと思っていました。
ところが、私が知り合いに聞いたかぎりでは、「楽しい」と答えた人は、ゼロ。
「女性にとってはしんどい、憂うつな時期」とか、
「とにかくごちそう作りが大変で、イヤ」という声しか、聞いたことがありません。
なんでだろう?
伝統行事での女性の負担が、日本より重いのかなあ。
伝統行事に限らず、自分の見た印象では、まだ日本の男性の方が家事するかな……
というくらい、女性が大変そうです。
最近は、周囲の目を気にしながらも、チュソクのごちそう作りを手伝う男性も。
そんな男性の姿が、今日の朝鮮日報の一面に出ていました(写真)。
こういうことが、ニュースにならないくらい普通のことになりますよう。

2013年9月18日 朝鮮日報

「帰省ラッシュ」のイメージも強いです。
チュソクが近くなると、交通情報急増。
もちろん、今日のニュースもそうです。
渋滞する道路の映像を見るだけで疲れます。
運転手はタイヘンですね。
交通渋滞を避けるためか、都会に暮らす子どもたちが忙しいからか、
역귀성(逆帰省)」という、田舎に住む老親が都会の子どもの家に出向く
現象もあります。

時代が変わったなあと思うのは、陰暦元旦、チュソクなどに行う祭祀である
「茶礼」の代行。
お寺での合同茶礼など、人気だそうです(写真の記事より 9月16日朝鮮日報)。

2013年9月16日 朝鮮日報

あとは、チュソクの贈り物ですね。
この時期デパートに行くと、必ず店員さんに「贈り物セット買って」と
声をかけられます。
今日の東亜日報によると、チュソクや旧正月など、贈答シーズンにほしい贈り物
人気No.1は、商品券だとか。
特に、デパートの商品券は喜ばれるそうです。
また、今秋の人気商品は、「人参」系健康食品。
日本の汚染水問題で、どこ産にかかわらず、水産物のイメージが悪化し、
贈るのを控える客が増えたこともあり、人参の人気が上がったのだそうです。

チュソクの贈答品、数日前のニュースで「과대포장」(過大?誇大?包装)が
問題になっていると放送していました。
過剰包装である上、かなりの「上げ底」なので、商品そのものよりゴミの方が
多くなってしまうという……
ゴミの減量という点からも、好みの商品が手に入るという点からも、
「商品券」はある意味エコかもしれませんね。




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プロフィール

はこ

Author:はこ
2011年3月~2014年3月の3年間韓国で生活。韓国滞在中の2013年2月に「もっともっと韓国」開始、完全帰国後も大阪からしばらくの間韓国情報を中心に発信してきました。が、帰国後日本、中国語文化圏の情報が増えたこともあり、タイトルを「もっともっとアジア」にしました。より多様な内容で進めていきますので、今後ともよろしくお願いします!
拙著『不思議がいっぱい韓国』もよろしくお願いします!

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