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韓国 増加する自殺

韓国と聞いて思い浮かぶことのひとつが、自殺。
2008年 12,270人 → 2009年 14,722人 → 2010年 14,779人 
→ 2011年 15,681人
と増えています。
日本も自殺が多い国ですが、こうしてみると、人口が日本の半分にも満たない
韓国の方が、日本より自殺率の高いことがわかります。

特に、高齢者の自殺は深刻です。
61歳以上の高齢者の自殺は、実に自殺者全体の3分の1を占めるそうです。
新聞には、老老介護の末心中した例が出ていました。
(心中は、韓国語では「동반자살」。漢字で「同伴自殺」です)
高齢者の自殺も増加傾向にあり、2008年4,029人だったのが、2011年には5,151人
でした。

高齢者の自殺の主な原因は、
経済的問題
病気
孤独
家庭内不和
などが挙げられています。
また、急速な高齢化との関係も指摘されています。
医学の発達や経済発展などにより平均寿命がのびたことに対し、対策が追いついて
いない。
特に、長くなった老後生活への、精神的・経済的準備が不足していると。

これ以外にも、私は親子関係の変化も関係あるのではと思います。
儒教の国ですから、年老いたら子どもに面倒をみてもらえるのでは、と外国人は
思ってしまう。
でも最近は、その考え方も崩れてきているようです。
「독거노인」(独居老人)という言葉も紙面でよく見ます。
老人虐待の記事も目にします。
加害者は息子や娘、嫁など。
施設に預けることは主流でないし、そもそも施設があまりないなあとも感じます。
世界的に見たら老人福祉の面で遅れている日本より、もっと大変だと住んでいて
感じます。


ところで、韓国ドラマで自殺しようとするシーンに、川にかかる橋の上がよく出て
きますよね。
ソウルの漢江(ハンガン)にかかる橋には、「いのちの電話」がいくつも設けられて
います。
その漢江のSOS電話機から電話がかけられた件数は、今年2013年1~6月の間に
2,182件。
うち、実際相談にのったのは、449件。一日平均2.5人。
漢江だけでなく、私が今年5月に訪れた江原道・春川(チュンチョン 
冬ソナで有名になった町)の橋にも、いのちの電話がありました(写真)。

2013年5月3日 春川 いのちの電話

今度は、子どもの自殺事情について書きたいと思います。

参考記事:2013年9月6日、10日 毎日経済

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プロフィール

はこ

Author:はこ
2011年3月~2014年3月の3年間韓国で生活。韓国滞在中の2013年2月に「もっともっと韓国」開始、完全帰国後も大阪からしばらくの間韓国情報を中心に発信してきました。が、帰国後日本、中国語文化圏の情報が増えたこともあり、タイトルを「もっともっとアジア」にしました。より多様な内容で進めていきますので、今後ともよろしくお願いします!
拙著『不思議がいっぱい韓国』もよろしくお願いします!

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