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教科書から見える韓国の飲酒文化 -韓国語教科書編ー

今日は、韓国語の教科書から見る韓国の飲酒文化です。
一昨年夏、延世大語学堂5級に通っていたとき、飲酒にかかわる
印象に残った文章がありました。
大体、次のような内容でした。


韓国人は、よく飲む。なぜか?

人は、秩序あるコスモスの世界(=日常)と、
カオスという混沌とした世界(=非日常)を
行き来しながら生きている。
カオスの世界で、人は、コスモスでの緊張をほぐし、
上下関係抜きで時間を共有する。
しかしそれは、永遠にカオスの世界で生きていくためでなく、
新たなコスモスという日常の世界へ帰っていくためである。
このように人は、秩序ー無秩序ー秩序、日常ー非日常ー日常を
繰り返しながら生きている。

コスモス(=日常)は長く、カオス(=非日常)は短い。
そのため人々は、「カオス=逸脱の時間」により強い刺激を求めることになる。
とすると、韓国人が酒席で羽目を外すのも、そのためだと言えるだろう。
日常生活では考えられない姿を、酒席という逸脱の世界では見せるのである。


コスモスとかカオスとか、秩序とか逸脱とか、なんだか難しい言葉が並びますが、
もうちょっとわかりやすく言うと、こういうことでしょう。
韓国社会は仕事や勉強などの日常生活の時間が長く、競争も厳しく、上下関係も
うるさく、とても疲れる。
だから、酒席では思い切り飲み、酔っぱらい、そのストレスを思い切り
解消するのだ、と。
それは、わかります。
でも、週末を待たず、月曜や火曜など、週のはじめから酔っぱらっているけど……
しかも、若い女性が週のはじめから酔っぱらって千鳥足なのを何度も
目撃しています。
というか、昼間から飲んでますよ!しかも焼酎。
しかも、勤務中。会食なんでしょうけど。
あれは、「カオス」じゃなくて「コスモス」の時間だと思うんだけどナ。

まあそれはそうとして、面白いと思ったのは、この「コスモス カオス」の文が、
5級の試験問題で出たこと。
しかも、6級でもこれと類似の内容の試験問題が出されました。
よほど好きなんですね、語学堂の先生方、この種の文章が!
さらに忘れられないのは、6級卒業後の7級のときの読解の先生が、
「韓国は上下関係が厳しいし、ストレス社会だから、『逸脱』が必要なのよ!」
と強調していたことです。


私もお酒は好きですが……でも、「午前様」になる前にお開きにしてほしいです。
翌日にひびきます。
日本ではそんなに遅くまで飲むことがなかったので、日付変わっても飲むのは、
韓国生活でつらいことのひとつです。
遅くまで飲み、朝早く出勤する韓国人のエネルギーには、
とてもかないません(^_^;)

2012年夏 バーテキサス店内 2012年夏 バーテキサス入口







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ぱんだパパもんは、あたまがカオスです@(・●・)@
  • posted by ぱんだパパもん 
  • URL 
  • 2013.08/29 02:18分 
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プロフィール

はこ

Author:はこ
2011年3月~2014年3月の3年間韓国で生活。韓国滞在中の2013年2月に「もっともっと韓国」開始、完全帰国後も大阪からしばらくの間韓国情報を中心に発信してきました。が、帰国後日本、中国語文化圏の情報が増えたこともあり、タイトルを「もっともっとアジア」にしました。より多様な内容で進めていきますので、今後ともよろしくお願いします!
拙著『不思議がいっぱい韓国』もよろしくお願いします!

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