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一度みてほしい 金煥基(キムファンギ)の絵

ただの趣味ですが、美術鑑賞が好きです。
韓国に一番最初に興味を持ったのも、日本の展覧会で韓国の陶器を見たのが
きっかけでした。
学生時代だから、もう三十年くらい前?
(いずれ韓流ブームが起きるとは、当時はとても考えられなかったですね)
でも、韓国の近現代美術については何も知らず、一昨年ソウルに引越した
ときは、韓国近現代美術の代表的画家の名前は、一人も知りませんでした。

そんな私にとって、初めて気になった画家が、
김환기(金煥基 キムファンギ 1913-74)です。
たまたま韓国紙に絵の写真がいくつか出ていて、陶器と梅の花の絵に
魅かれました。
でもその後、語学堂の勉強で忙しく、そのままになっていました。
そうしたら、一昨年末だったか昨年初だったか、金煥基の回顧展の
紹介記事が、作品の写真入りで何紙にも出ていて、
もしかして、あの陶器と梅の花の画家?と思い調べたら、そうでした。
展覧会会場は、景福宮東側にあるギャラリー現代。
気に入って、2度見に行ってしまいました。
写真は、会場内売店で買ったものです。
みなさんもどこかで、こういう感じの絵を見たことがあるかも知れませんね。

2013年夏撮影 キムファンギ ハンアリの絵

先月、同じくギャラリー現代で、金煥基生誕100年展が開かれていたので、
それも見に行ってきました。
すみません、もう展覧会は終わってしまったんですが……
そのときのギャラリー現代と、展覧会を紹介した新聞記事の一部です。

2013年7月 キムファンギ生誕100年展1 2013年7月 キムファンギ生誕100年展2

この展覧会は終了したけれど、韓国の美術館の常設展示室では、金煥基の
作品が数点展示されていることがあります。
思わぬところで、巡り合えるかもしれません。
また、付岩洞の煥基美術館に行くのもおすすめです。
常に金煥基の作品をたくさん展示しているわけではないし、
常に面白い展示をしているとも限らないけれど、
美術館の建物自体がステキなので、一度足を運んでみる価値はあります。
美術館周辺の雰囲気もとてもいいですよ。
私は好きで、たま~に行きます。

ーおまけー

のちにパリ、ニューヨークに滞在した金煥基は、若いころ日本に留学しました。
植民地時代日本で勉強した芸術家がどんな影響を受けたのか、
個人的に関心があって、いくつか資料を当たってみました。
(といっても、研究者じゃないし、ちょっとさわった程度ですが)
『한국의 미술가(韓国の美術家)』の金煥基の章に、日本留学時代の話が。
この資料によると、金煥基は、柳宗悦から日本美術史の講義を受けたそうです。
資料の著者は、「もしかしたら、金煥基が陶器の絵など韓国的題材を好んで
用いているのは、民藝運動で知られる柳宗悦の影響があったのかもしれない」
と書いています。
金煥基本人はもちろん、周辺の人々もそんなことは言っておらず、
あくまで推測とのことですが、興味深い記述です。



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Comment

 

キムハァンギさんの描く、まあるい陶器は、ぱんだパパもんに形が似てます。もしかしたら、ぱんだパパをモデルにしたのかも。@(・●・)@
  • posted by ぱんだパパもん 
  • URL 
  • 2013.08/10 00:50分 
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  • [Res]

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プロフィール

はこ

Author:はこ
2011年3月~2014年3月の3年間韓国で生活。韓国滞在中の2013年2月に「もっともっと韓国」開始、完全帰国後も大阪からしばらくの間韓国情報を中心に発信してきました。が、帰国後日本、中国語文化圏の情報が増えたこともあり、タイトルを「もっともっとアジア」にしました。より多様な内容で進めていきますので、今後ともよろしくお願いします!
拙著『不思議がいっぱい韓国』もよろしくお願いします!

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