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変わりゆくソウルの町並み

12月、1月とソウルを訪れ、歩いていて感じたのは、町並みが変わっていって
いるなあということです。
2014年春に韓国生活から完全帰国後、旅行でソウルを訪れる度に感じて
いたことではあるのですが、先月、今月の訪韓が久しぶりだっただけに、
よけいにそう思いました。

変わる、といっても、主に二通りあって、ひとつは古い家を取り壊し、ビルに
建て替えるというもの。
取り壊された飲食店などの店は、新しいビルに入ります。
少し前に朝食の話を書いたときに紹介した、スンドゥブチゲの店甘村も、
そういった店のひとつです。

もうひとつは、古い家の特性を残すように修理、再生するというもの。
おしゃれなカフェやバーなどとして、生まれ変わります。
以前住んでいた景福宮南西側の地域は、古い家がたくさん並んでいる
のですが、久しぶりにその辺りに行ったら、私が住んでいたときには
なかったカフェやバーがたくさんできていました。
住んでいたころは、ワインバーのような店は、あることはあったものの、
数は少なく、値段もびっくりするくらい高かったので、そんなに気軽には
行けませんでした。
が、今は、若い人が気軽に通えるような、価格もそれほど高くない店ができて
います。

坂の上にあるような、いかにもソウルらしいけれど、実際に住むと不便だ
ろうなあ、という場所にある建物も、都市再生の一環として、カフェやレスト
ラン、あるいは地域の人や旅行で訪れた人が集まれるような空間として
新しくつくられる、という試みも、進んでいるようです。
ソウルで手にしたある冊子に、そんな話が紹介されていました。
博物館村になるケースもあり、私が住んでいた場所近くのソウル歴史博物館
周辺も、古い家や食堂を取り壊し、博物館村になっていました。
よく散歩した場所だったので、久しぶりに行ってみてびっくりしました。

80年代に1年間留学していた北京は、私が住んでいたころの面影はもう
ほとんど、或いは全くないといっていいくらい、すっかり変わりました。
もう8年前ですが、久しぶりに訪れたとき、よく歩いていた地域が、もう自分
の記憶をたどるだけでは歩けませんでした。
変わるのは時代の流れではあるけれど、その町独特の味や風情までなくなっ
てしまうのは、ちょっとさびしいですね。

写真は、12月に訪れたとき、光化門周辺にて。
取り壊された後は、何になるのでしょうか。
どんな姿に変わるにせよ、ソウルならではの味わいは、残ってほしいです。

2019年12月9日 変わりゆくソウルの路地裏
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プロフィール

はこ

Author:はこ
2011年3月~2014年3月の3年間韓国で生活。韓国滞在中の2013年2月に「もっともっと韓国」開始、完全帰国後も大阪からしばらくの間韓国情報を中心に発信してきました。が、帰国後日本、中国語文化圏の情報が増えたこともあり、タイトルを「もっともっとアジア」にしました。より多様な内容で進めていきますので、今後ともよろしくお願いします!
拙著『不思議がいっぱい韓国』もよろしくお願いします!

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