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「きっちり」タイプの日本人

日⇔韓、日⇔中、翻訳はどちらがしやすいか。
どちらかというと、日⇔韓の方がしやすいです。
文法が似ているし、共通する漢字語が多いからでしょうか。
でも、簡単に一言で訳しにくい言葉って、たくさんありますよね。

先月一時帰国したとき、プレジデント2013 7.29号「朝時間」革命を
買ってきました。
韓国人とこの雑誌を見ていたとき、目次に
「朝残業で時間外手当をきっちりもらう法」とあり、
「きっちりって何ですか?」

辞書で例文を調べてみました。

천엔   千円きっちり

답이 들어맞다.   答えがきっちり合う。

과부족 없이 들어맞다.   過不足なくきっちり合う。

한 시간에 끝났다.   きっちり一時間で終わった。

그는 매사에 아주 꼼꼼했다.   
彼は何でもきっちりやらないと気がすまない人でした。

いくつかの例文を見て、彼はうなずいていました。
そして、最後の例文を見ながら、
「日本人は、きっちりやらないと気がすまない人が多いですね!」と。
彼は、日本人と一緒に東南アジアへ出張したとき、
日本人が、仕事の準備も細かいものをひとつひとつ「きっちり」準備するし、
私物である荷物も、準備するものが細かく「きっちり」決まっていて、
すべて完璧にしなければ気がすまないのを見て驚いたそうです。
もちろん、日本人にもいろいろなタイプがいて、皆が皆そうではないですが、
傾向としては、そういう部分があるかもしれないですね、
韓国に住んでいるとよけいにそう感じます、と私。

そこから、外国語学習のやり方についての話題に。
日本人は、文法整理ノートを「きっちり」作り、単語帳を「きっちり」作り、
教科書を最初から最後まで順番に「きっちり」勉強しないと気がすまない
です……
日本人もいろんな性格、いろんな学習タイプの人がいるので、一括りには
できない、というのが前提ですが。
自分がずっと外国語を勉強し、いろんな国の人と交流する中で、
日本人の外国語学習には、「きっちり」傾向があるなあ、と感じます。
私ももともと、几帳面で「きっちり」タイプでした。
高校生のころまでは、文法整理ノートなど○○整理ノートを作らなければ
気がすまないタイプでした。
そして、整理ノートを作ることで学習が完結しちゃったような気持ちに。
大学入学後、それが英語ができない原因だったんだとわかり、
中国語も韓国語も「きっちり」した整理ノートは作っていません。
ノート自体は、あります。
が、本や新聞を読んでいて気になった表現や、これは使える!と感じた
単語や表現のメモノート。
これを元に、きれいな整理ノートを作ったりはしないですが、
印象に残った言葉は、そこまで「きっちり」やらなくても、記憶されます。

また、教科書の使い方。
「きっちり」タイプの人は、第1課を完璧に理解できないと、第2課に
進めない。また、もっときっちりの人は、本文を一字一句全て和訳しないと
気がすまない。
これでは時間がもったいない!ですし、せいぜい第5課くらいで放棄して
しまうでしょう。
私は、理解度50~60%くらいでも、次の課に進みます。
とりあえず最後までやってみて、また最初に戻ればいい。
そうしたら、最初にわからなかったところは、わかるようになっていることが
少なくありません。
外国語学習は、あまりにズボラで大ざっぱすぎてもダメですが、
あまりにきっちりすぎても続かない。
適度にズボラで適度にきっちりがちょうどいいかもしれませんね。


❀今日で、「もっともっと韓国」100回目です。今年2月から始め、
100回までもっと時間がかかると思っていましたが、意外に早く
到達しました。これも、読んでくださる方々のおかげ、と思っています。
ありがとうございます。ここを新たな出発点として、続けていきます。
これからもご愛読ください^^




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ぱんだパパもんは、覚えてもすぐ、忘れます。昼寝のし過ぎか
  • posted by ぱんだパパもん 
  • URL 
  • 2013.08/10 00:57分 
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プロフィール

はこ

Author:はこ
2011年3月~2014年3月の3年間韓国で生活。韓国滞在中の2013年2月に「もっともっと韓国」開始、完全帰国後も大阪からしばらくの間韓国情報を中心に発信してきました。が、帰国後日本、中国語文化圏の情報が増えたこともあり、タイトルを「もっともっとアジア」にしました。より多様な内容で進めていきますので、今後ともよろしくお願いします!
拙著『不思議がいっぱい韓国』もよろしくお願いします!

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